3月31日 春のガキ大将の森 キャンプ (7日目)


キャンプ最終日。

サンドイッチを食べ、みんなで行う調査も最後。
ゲーム感覚で、自分の記録に挑戦しています。

100㎞ウォークを終えた影響はというと、早いもので、
ほぼみんな足の疲れはひきずってない様子です。

自分の荷物をまとめ、昼食の下ごしらえ、テントと寝袋の撤収と、
着々と帰る準備が進んでいきます。

歩ききった自信に加えて、毎日の繰り返しの準備や片付けが
身に付いています。

そしてクロージングセレモニー

1人づつ感想を述べてくれました。

「初めは歩けないかと思った。」
「みんなで一緒に歩いたから楽しく歩けた。」
「みんなが応援してくれて嬉しかった。」

いろんな声がありました。
でも、やっぱり1人ではなく
「みんなと一緒だったから達成できた。」が多く聞こえました。

1週間のキャンプ。初めは長いかなと思いましたが、
でもあっという間に終わってしまいました。

みんな最初から仲良くって、沢山ご飯も食べたね。
そんな仲間と楽しさが数倍にもなったキャンプを
一緒にできてうれしいです。

無理って決めつけないで、また色々なことにチャレンジしていこう!

またね!!

キャスト:りえっち


1週間のキャンプも最終日。
ウォーク前日の移動日もあったので、そのうち4日間を
ハローウッズの外で過ごしたこともあってか、
本当に「あっ!!」と言う間の1週間でした。

ウォークでは、僕はテント撤収などのサポートを終えてから
みんなと合流して歩く、という役割。

お昼御飯のあとから合流、が多かったため、
100km全部ではないけれど、頑張って歩いている皆と
同じ景色を見ることができました。

最後尾から皆を見ていて思ったのは、「本当に仲がいいな」ということ。

遊びあっていたり、励ましあっていたり。
100kmを歩くのは自分自身の足で歩くしかない。
けれども、1人ぼっちで歩いている人は誰もいませんでした。

それは僕に対しても一緒。

遅れがちな子と一緒に最後尾を歩いている僕の持つ無線機には、
前を行く子たちからの

「がんばれー!がんばれー!ガッツも頑張れー!!」

の声が何度も何度も入ってきました。

僕よりずっと長い距離を歩いているのに、そんな声をかけてくれる
みんなの気持ち、とっても嬉しかったです。

歩いている時もキャンプしている時も、本当に仲の良さが
よく感じられるキャンプ。

本当に楽しそうな顔で過ごす皆の顔が、とっても印象的なキャンプでした。

こんな楽しいキャンプ、これからももっともっと
みんなと一緒にしていきたいです。

みんな、待ってるよ!!

キャスト:ガッツ


100km完歩したみんな。

自信に満ちた顔をしている。

今回は、サポートするというスタッフだったから、
みんなが100kmをどんな風に歩いたかわからない。

でも、スタートする時、お昼休憩の時、宿泊地に
ゴールした時のみんなの顔から、頑張って一歩一歩
自分の足で歩いていることがよくわかった。

ご飯を手渡す時、足のマッサージをした後に自然にでた

「ありがとう」

の言葉。とってもうれしかった。

これからも、自分の気持ちが自然に口から出てくる。
そんな素敵なみんなでいて欲しいと思います。

ハローウッズに顔を見せに来てください。

ひとつ進級したみんなの笑顔が見られるのを楽しみにしてます!

キャスト:カズ


みんな最初は無理と言っていたけれど、
しっかり歩くことができました。

自分自身、一緒に歩いてみて、
みんなより大人で体力があるから
余裕もあったと思います。

そう考えるとみんなはすごい!

最初から無理と決めつけるのではなく
挑戦することの大切さを学ばさせてもらいました。

みんなと楽しく歩けて良かった!!

スタッフ:ケイタ

3月30日 春のガキ大将の森キャンプ(6日目)

無事、100kmウォークを歩ききり一晩あけたキャンプ6日目。

今朝の起床は、少し遅くまで寝ていたい!と言う意見もありましたが
予定通り6時起床。

「3日間早起きしていたから、きっと早く目が覚めるぞ!」という
リュウさんの期待もありましたが・・・・。

さすがに疲れたのでしょう、6時になっても誰も起きてこない・・・
15分だけ待ってテントに声を掛けに行きました。

みんな、すんなり起きてきて、日課の体温測定や
健康観察もこなします。

ウォーク中はスタッフが準備していた食事も、子どもたちが
メインでつくります。

食事もにぎやか。ウォーク中はのんびり食事をする時間も
なかったのでその反動か、とても楽しそう。

そんな中、リュウさんから一言。
「おなかがすいてしょうがない時に好き嫌いとかしないだろう。
ウォークの時だって、俺だって行動食を食べながら歩いていたが、
食事が取れる決まった場所までいかなきゃ何も食べられない。
となれば、もっと真剣に歩くだろ。」

「何事に対しても、もっとハングリーにならなきゃダメだ。
食事だけでなく勉強に対してもそう。本を読むこと。知識を増やすこと。
今のみんなの年代にやるのが一番大切だし、効率もよい」

リュウさんの思いを真剣に受け止めた10人のみんなでした。

朝食を済ませた後は、ウォークの振り返りで作文を書きました。

まじめに原稿用紙に向かっていながらも、いろんなことを思い出し
ながら話しながら書いています。騒いでいると言う感じではなく、
よい感じで笑いが絶えない時間でした。

午後はお楽しみの時間。クラーネに、クラフトに、前庭での野球と
分かれて楽しみました。

いよいよ、最後の夕食。メニューは「チキンステーキ&チャーハン」

鉄板で豪快に作るメニューなのですが・・・・

な、な、なんと、今回のキャンプはじめての「火おこし」。

ガッツからレクチャーがあり杉の枯葉や小枝を集めに行きます。
そして火種として渡されたのは「マッチ1本」。夏のガキ大将の森キャンプ
経験者は、半年前にはこれで火おこしにチャレンジしています。

マッチを手にしたのはアクア(池田愛久亜君)。
難なく杉の枯葉に火を移し火は大きくなってゆきます。

鉄板を囲みみんなで協力してつくり、夕飯を楽しくおいしくいただきました。


100km歩ききったみんなが、どんな宝物を手にしたのか。

自分はサポートのため、一緒に100km歩くことができず、
少しうらやましいなと、嫉妬をしながらこれを書いています。

キャスト:カズ(永瀬和久)

3月29日 春のガキ大将の森キャンプ(5日目)


いよいよウォーク3日目、ゴールの日です。
今日はちょっと遅く、5時起床。朝ご飯の雑炊を食べて、
6時45分にスタートです。

2日間歩いてきた自信に加えて、ゴールの楽しみからか、
「今日は距離短いから平気だよー。26キロだもん」
なんて声も聞こえてきます。

予定では確かに26キロだったのですが
実は、今日歩く距離は約30キロ。

昨日のコース上、道路工事期間延長のために通行できない
箇所があったため、別ルートを通ったら予定より4キロ短くなって
しまったのです。それでその分を合わせて今日は30キロというわけです。

このままでは100キロに届かない!その帳尻を合わせなければなりません。
大丈夫かな…と思いつつ、キャンプ地から送り出しました。

テントたたみなどのサポートを終え、お昼ご飯で合流。

チキンカツ弁当を食べながら感じたのは…なんだかみんな
テンション高い!!

昼食後に歩き出してからも、チャンバラをしながら歩いたり、
リュウさんから借りた無線機を使って遊びながら歩いたり。
まだまだ元気じゃん!…と最初は思ったけど、そうではなかったみたい。

よく見ると、みんなそれぞれ、すこしだけだけれど歩き方がギクシャクしてる。
それはそうだ、もうここまでで90キロほど歩いてきてるんだから、
疲れていないわけがない。

テンションをあげて、歩くための元気を絞り出しているのでしょう。

そんな姿とともに印象に残ったのがもう一つ。

ところどころでリュウさんが話してくれる、和紙の材料になるミツマタや、
お正月飾りに使われるミズキという木のことや、落ち葉を買い取って
肥料を作るという町の取り組みの話など。

そんなときには、遊びもピタッと止まって耳を傾けていました。

ツインリンク手前から、ゴールまであと少し。
遅れがちの子に対する「頑張れ~」の声かけが増えてきます。

そしてハローウッズ手前の階段をみんなそろって登った先で、
ハローウッズのキャストたちがゴールテープを用意してお出迎え。

やっぱり最後はこれでしょう、みんな並んで「せーの!!」でゴール!!!

3日間、合計101キロのウォークを、全員いっしょに達成です!!

その夜、ゴール記念の豚しゃぶパーティーをしながら一人ひとり、
ウォークの感想を話してくれました。

口ぐちに出たのは、「自信になった!」という言葉と、
「辛いとき、励ましてくれる仲間がいたから頑張れた!」という言葉。

自分に対する自信と、周りの人の大切さを、それぞれがそれぞれの思いで
感じることができた3日間のウォークになったようです。

パーティーではすごくはしゃいでいたみんなも、片づけ終わったら
あっという間に眠そうな顔に。テントに入ってから寝息が聞こえてくるまで、
本当にあっという間でした。

みんな、ウォーク制覇おめでとう!よく頑張った!!!

キャスト:ガッツ


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