1月2日 冬のガキ大将の森キャンプ(最終日)

1週間のキャンプ、長かったですか?短かったですか?と
クロージングセレモニーでみんなに質問した。

返ってきた答えは、「最初は長いと感じた、最後は短いと感じた。」
だった。

僕も同じ。

プログラムのこと、みんなとの対話、天気や気温のこと・・・
たくさんのことが待っているんだな、と思っていた。

それが、みんなと一緒に笑って過ごしているうちに、
あっという間に今日。

でも、いまキャンプを振り返ると「あんなこともあったな、
こんなこともあったな」がどんどん出てくる。

「あっという間」の中によくもまあ、こんなに詰まるなぁと
思うくらい

これもきっと、みんな同じように感じるんじゃないかな。

楽しいことも、面倒なことも、
辛いことも、くやしいこともあった。

10人で走り抜けた「あっという間の1週間」。



全部じゃなくてもいい。

それぞれの心に残ったいくつかだけでもいい。

そのいくつかを大切にして欲しいと思う。


みんなと迎えた2013年。

みんなにとって、良い1年になりますように。

キャスト:ガッツ(石松健一)




一週間、始まった時はすごく長い気がしていたけど、
あっという間に終わってしまいました。

人生の中の一瞬の出来事。

嬉しかったり、怒ったり、悲しかったり、楽しかったことも、
日常に帰れば忘れてしまうかも知れない。

でも、この仲間たち6名とスタッフ4名で過ごすことは、
もう二度とない。

そんな一瞬一瞬が積み重なって、人生が形づくられていく。

忘れても、この10名で過ごした記憶はみんなの身体に
刻み込まれているはず。

あのときの一週間キャンプがあったから、
今の自分がいるのかもなあ・・・

と、ふとしたときに、思い出してほしいです。

私も、そう思いながら生きていきます。

一週間ありがとう!

また、みんなに会えるのを楽しみにしているよ!!
キャスト:かすみん(竹内華純)



冬のガキ大将キャンプが終わり、みんながいない
ベースキャンプは、とても寒く感じる。

キャンプの始まりに、寒い冬だけれども温かい気持ちで
過ごせるキャンプにしたい、とみんなに言った。

その言葉の通り、キャンプ中は、みんなの笑顔と温かい気持ち、
みんながつくってくれた温かい料理に溢れていた。

私自身も、本当に楽しく年末年始を過ごせたと思う。

本当にありがとう。

そして、ここで経験したこと、みんなの優しさを
これからの人生の中でいかしていってほしい。

みんなにとって素敵な2013年でありますように。

キャスト:ムラ(飯村祥子)

1月1日 冬のガキ大将の森キャンプ(6日目)

樹冠タワーから初日の出を見るために、まだ薄暗い森の中に出かけた。

山の稜線から顔を出した美しい初日の出に感動し、
キャンプ6日目が始まった。

みんなと一緒にいて、あらためて「人を思いやる」気持ちの
大切さを感じた。
  
夕飯の準備中に、疲れがたまりイライラしてしまったのか、
喧嘩がおきてしまった。

でも、喧嘩にまで発展してしまったのは、相手を気遣う気持ちが
欠けてしまったからだと思う。

他人と話すとき、自分の発言が、相手を傷つけないかどうか、
難しいけれど考えないといけない。

キャンプ中、みんながよく口にする言葉がある。

あるとき、栃木県出身の子が「だいじ?」という言葉を、
重そうな荷物を運ぶ子に声をかけた。

栃木弁で「大丈夫?」という意味。

みんなはその短い言葉が気に入ったのか、よく「だいじ?」と
声をかけるようになっていった。 

明日がキャンプ最終日。

もっと他人を思いやる「だいじ?」という言葉が、
みんなの中で増えていったらいいな、と思う。

して、笑顔でキャンプを終えれたらいいな。

キャスト:ムラ(飯村祥子)


12月31日 冬のガキ大将の森キャンプ(5日目)


早くもキャンプ5日目。気付けば大晦日!日にちの経過の早さに、驚いてしまう。

昨日迎えた新メンバーは、唯一の中学生。さらにガキ大将の森キャンプの経験者ということで、さっそく他のメンバーに慕われている様子。みんなにとっては、色々知っている良いお兄ちゃんという感じなんだろうな。

明日迎える新年の準備。いつもお家の人がしているおせちづくりも、自分たちの手で行う。そばだって自分たちで打つ。細かい作業も、たくさん。

新年の準備に限らず、いつも家族のだれかがしてくれていることを、ここでは自分たちで行わなければいけない。自分たちのことは自分たちで。当たり前のようだけど、出来ていないことがいかに多いのか。いかに色んな人のお世話になっているのか。子どもたちの中にはきっと何か残ってくれると思うけど、その様子を見て私たちもハッとすることがある。

そして子どもたちは、大人の姿をよく見ている。スタッフが何を言ったか、何をしていたか。
未来を担う子どもたちに、私たち大人が何をしてあげられるのか。ますます問われる時代になっている、と思う。

今日は2012年最後の日。今年一年の出来事は人それぞれだけど、みんな平等に迎える日。何をしてきただろう。そしてこれから何をしたいだろう。
2013年が、みんなにとって希望あふれる年になりますように。



キャスト:かすみん(竹内華純)



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