1月9日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 3日目(最終日)

この日もまずは係留気球!昨日から新たに3名参加し、
みんなで協力して気球を準備します。

男の子たちは昨日に引き続いて気球のサポート、その間に女の子たちで
朝食の準備を進めます。

気球の準備は・・・さすが!!昨日も同じことをやっているだけあって、
みんなの動きもよくスムーズに進んでいきます。

参加年は違えど、全員が30泊のキャンプの中で「繰り返しやる」ことを体験している。

その経験が、こういった姿に現れるんだなあ・・・と感心してしまいます。

無事に3人の搭乗を終え、「全員で集合写真撮るよ!」と女の子たちを
呼びに行った頃にはちょうど朝食作りもほぼ完了。うーん、いいチームワーク!!

朝食のあとは、全員でクラーネ体験!

26名がずらーっと並んで、次々に飛んでいきます。

クラーネが初めてでちょっと緊張している子、高いところが苦手でガチガチな子。
そして、サポートのために間に入っているスタッフが飛ぶたびに、あれやこれやと
手を尽くして途中で止めようとしたり・・・。

みんなそれぞれ、思い思いに楽しんでいる様子。

帰ってきたら、いよいよキャンプは終わりに近づきます。

みんなで協力して、2泊したテントを撤収します。

こちらもテント建てのときと同様、なかなかスムーズ。ごくごく一部、

「あいつが手伝わない!俺ももうやらねぇ!!」

なーんて不穏な空気が流れたりもしましたが、それも一瞬。

まわりの子達がてきぱき動く姿に刺激を受けたのか、結局どちらからともなく撤収再開。

こういったことも、たくさんの世代が集まる同窓会ならではのいいところなのかな、
と思います。

そして昼食を食べ、いよいよ最後、クロージングセレモニー。

みんなそれぞれ、このキャンプの感想を発表してくれました。

また、リュウさんがみんなに対して思っていることやみんなに対する想いを改めて
熱く語る姿を、全員が真剣な面持ちで聞いていました。

10回おこなってきたガキ大将の森キャンプ、その初めての同窓会。

10年間の参加者が一緒のキャンプに集まって、あっというまに「チーム」になって。

そしていま、みんながきっと同じような気持ちで、それぞれの心にリュウさんの言
葉をしみ込ませていく。

本当にいい仲間たちだなぁ・・・と、しみじみ感じ入ってしまいました。

みんなからも、くちぐちに「また同窓会キャンプをやってほしい!」と声が上がりました。

10回目にしか関わっていない僕にとっても、「ガキ森の先輩たち」にたくさん会えた
うれしい機会でした。

今回来てくれた子も、残念ながら来られなかった子も。またたくさん集めて、
2回目の同窓会キャンプを開きたいと思っています。

みんなまたその時に!
・・・というか、それを待たずにでも、どんどんハローウッズに遊びに来てくださいね!!

(ガッツ/石松健一)


無事同窓会キャンプが終了しました。

お集まりいただいた皆様ありがとうございます。
そしてなによりも、保護者の皆様、温かく見守っていただきありがとうございました。

夏の30泊31日キャンプに比べ、2泊3日という日程はとても忙しく、
時間がとても短く感じました。

あれもやりたい、もっといろいろ話したい、夏にまた一緒にキャンプがしたい、
いっぱいやりたい事はあります。しかし、久しぶりに変わったけれど変わらない
みんなに会えてよかったです。

ご希望にもあったように、又次回企画してご連絡させていただきたいと思います。

(過去スタッフ含め)今回参加できなかった皆様、
都合が合えばご参加いただけたら幸いです。

ご連絡のつかなかった方、キャスト日誌お読みの際には
ご連絡いただければと思います。

そして、夏にも是非ガキ森に顔見せてください。

それではまた皆様にお会いできる事楽しみにしております。

(りえっち/中原理恵)

1月8日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 2日目

やっと空が明るくなってきた朝、みんなで係留気球の準備を始めます。

気球を懐かしそうに見る子たちや前とちがう!と驚いている子たち、
色々いますがみんなの手をかりて、あれよあれよという間に
気球が立ち上がっていきます。

気球搭乗も作った朝食も食べ終わると次はクラーネとリュウさんと行く
HWの里山ウォークです。

みんなで一緒にクラーネスタート地点のカブトムシの丘に行き、
リュウさんから話をききます。

そして太い木が切りたおされるのを見て・・・。
言葉のひとつひとつにリュウさんの子どもたちへの想いが詰まっていて、
みんなとても真剣な顔で耳を傾けていました。

リュウさんの話が終わると二手に別れて別々のルートへ、僕はクラーネの案内です。

みんなクラーネは体験者とおもいきや一人がやってないよとてをあげました。
そうすると周りのわかっている子たちが色々なところでアドバイスをしてあげ、
最後まで誰一人と途中で止まることなく無事に終わることができました。

午後になり夕食の準備、魚と大きな丸鶏を捌いていきます。

まずは魚捌き。個人で夏のキャンプの時に渡されたナイフを使い、
夏には鯵ですが、レベルアップして身がやわらかくて捌きにくい鰯!

これは悪戦苦闘するかな?と思っていたら、みんなするすると捌いて刻んでいきます。
「もう捌くのないのー?」なんて余裕な声もあがってきました。

次に大きな丸鶏も捌いていきます。

これは年度ごとに経験が違うため「わからないよー」「どこから切ったらいいの?」と
不安な様子。

3グループに分かれてそれぞれ僕たちがアドバイスをしながら丁寧に
捌いていきました。以前捌くが怖く泣いてする事ができなかった子にも変化が。

「ちゃんと捌いて、おいしくいただくからね。」

横で聞いていて食べる事の大切さ、その事が心に響いている事に
改めて感動しました。

捌いた鰯はつみれに、鶏肉はネギと一緒に焼き鳥にして、骨はお鍋のだしに、
余すことなく使っていきます。

ここで参加者ほぼ全員の総意で温泉に行くことに、みんな懐かしの温泉、四季彩館へ!

丁寧に刻んでくれた鰯は僕が美味しいつみれに変身させておきます。
行ってらっしゃ~い!

その後の夜の時間は新しく2日目から参加した子どももいるため、
またスライド観賞です。

子どもたちもリュウさんも話すことが尽きなく、ずっ~といい笑顔で話しています。

成人間近の参加者と小学校4年生と年齢層がとっても広い中みんな同じ経験をし、
同じ時代を生きる仲間そんな人の輪が僕は素直にうらやましいなと感じました。

・・・でもそろそろ寝ないと明日がつらいよ?

おやすみなさい。

(なかむー/中村孝司)

1月7日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 1日目

昨年夏、夏のガキ大将の森キャンプは10回目を迎えた。
そして今冬、夏の参加者での同窓会キャンプを開催する事になりました。

過去参加者は述べ135名。10年もたつと、1期生最年長者は
24歳にもなります。

また、昨年10期の最年少者は9歳で、年齢は違えど共通の体験をし、
一緒に話した時には変わらない仲間として話ができる事でしょう。

同窓会キャンプの案内を出しましたが、住所が変更等で残念ながら
ご連絡が付かない方もいらっしゃいました。しかし、返信をいただき、
今回キャンプに参加してくれるみんなは、32名となりました。

そして1期からのスタッフのチーちゃんとヨウコも、また、
9期にスタッフで参加してくれたカジもきてくれます。

つぎつぎと集まって来てくれたみんなと顔を合わせると、
変わったようでもしっかりと覚えています!

今回のプログラムは希望をとって、夏に行った事にもいろいろ
再チャレンジしていただきます。

まずは、グループに分かれテントを立てます。

テントのタイプも回数、年を重ねるごとに代わり、
最初の期の参加者は立て方がよくわかりません。

しかし、近年の参加の子たちと一緒にアットいう間に立て終わります。

そして、今日のメインプログラムの「ソロ火おこし」。
火おこしの材料を自分で調達し、一人ひとりのカマドで準備、
マッチで火をつけ飯盒でのご飯炊きに挑戦します。

ベースキャンプ周辺に材料調達にみんな散っていき、着々と下準備をしていきます。

カマド場では・・・

「足りるかな~?」

「今回はちゃんと炊けるかな~」

「・・・・・・・」

「明日の分もいる?」

「俺達の時はこれやってないよ~(>_<)」

いろいろな声が聞こえてきます。

その時、駐車場にスポーツカーが登場。
1・2・3期生のアッシーがきました。

21歳にもなり、就職活動中ですが、顔を出してくれました。
アッシーに、「貫禄あるな~」と驚く子もいます。

ちなみに、3期生のサトも19歳になりバイクで来ています。

そして、火おこしのやった事の無い子も経験のある子に教えてもらったり、
燃料の少なかった子も多い子が分けてくれたりで、無事全員ご飯が炊きあがりました。

「マッチ1本しか使ってないよ。」「前は失敗して炊けなかったけれど、
今回は上手に炊けたよ」など変化もあったようです。

いつものように、「姿勢を正して、いただきます!」の掛け声で夕食スタート。
みんながナイフで切り物をしたカレーも、炊いたご飯もしっかりとなくなり、
片付けでも飯盒もピカピカに洗い終わりました。

その後、夜の時間は年度ごとにまとめたスライド観賞です。
2002年から2011年まで10年間の写真は莫大な量です。違う年度の参加でも
話は通じます。

今回来れなかった人の話や、その時のつらい状況や楽しかった事など、
いろいろな話が思い出されます。

消灯になり、年長者はリュウさんとお座敷で座談会に・・・。

明日朝は係留気球です。

まだまだみんなと話したいところだけれども、つづきはまた明日。

おやすみー。

(りえっち/中原理恵)

12月28日 冬のガキ大将の森キャンプ 4日目(最終日)

竹の家から出てきたみんなに聞いてみた。

「寝心地はとどうだった~?」
「テントよりあったかった~!」

確かにススキをみんなでがんばって運んでつくった。そして、全員で寝た。

少し空が見える部分もあった?が、昼の光りを貯蓄したのがあったからなのか、
みんなで・・・なのか、満足気な表情が見える。

朝食を終えた後、どんどんとキャンプの終わりが近づく。
寝袋を干し、荷物をまとめ、シャワーを浴び、日記や感想を書いていく。

保護者の方が迎えに来て再会した時には、はずかしそうにする子、
親そっちのけで友達と遊ぶ子、まちまちだがキャンプのはじまり
よりいい顔をしている気がする。

キャンプがおわって誰もいなくなったけれども
竹の家は森の入り口にそびえたっています。

お座敷からもキャッキャ笑う声が聞こえてくるようです。
また泊まりにきてね。またね~。

(りえっち/中原理恵)


みんなそろって、竹の家で過ごした一晩。
僕たちスタッフも竹の家の入り口近くでみんなと一緒に寝ていました。

ちょっとドアの開け閉めがややこしいところがあったので、
夜中に「トイレ~」と起きてくる子がいたら、手伝ってあげないと!!

そう思っていたのですが、この日は夜中に起きてくる子はひとりもいませんでした。

寒い中での3泊目、みんなで一生懸命になって竹の家を完成させたその日の夜。
きっとみんな、疲れと達成感でぐっすり寝られたのかな、と思います。

朝になって湯たんぽを抱えて竹の家から出てきたみんなの顔も、
なんだかテントで寝ていた昨日や一昨日の朝の顔よりも、
ちょっとすっきりしているような・・・。

低学年でおこなった夏の1週間キャンプや、もちろん高学年の30泊31日キャンプと
比べたら本当にあっという間の3泊4日。

でも、そんなみんなの表情を見ていたら、
「やっぱりキャンプ前とはちょっと変わったかな?」と感じます。

いろいろなガキ大将の森キャンプがあって、それぞれでみんなちょっとずつ
変わっていって・・・これからもどんどん変わっていって、みんなの新しい姿を
見られたらいいな、と思いました。

みんながつくった竹の家、また様子を見に来てね。
そして、また一緒にキャンプしよう!まってるよ!!

(ガッツ/石松健一)


冬のガキ大将の森キャンプの最後の朝。

キャンプ中変わらなくすごく寒い朝。
でも竹の家から出てくる子どもたちは元気いっぱいでした。

竹の家を完成させた達成感と疲れが、そこで寝ることのうれしさや
楽しさで一晩のうちに消えゆき、心なしかみんなの表情に
力があふれているように感じます。

「え~、もう終わりなの?」
「やっと帰れるー。帰ったらあれとあれをやって・・・」

いろんな声が聞こえてきますがみんなの笑顔からは竹の家を完成させた
自信と誇りが輝いています。

キャンプが無事終わり、みんながいなくなるとお座敷も竹の家も
火を落としたように静かになってしまいました。

また、来年みんなの元気な顔が見れることを願っています。またね!

(なかむー/中村孝司)

12月27日 冬のガキ大将の森キャンプ 3日目

キャンプ3日目、竹の家づくり作業としては2日目です。
今日は竹の家にススキをどんどん運び込み、ふわふわ暖かい床をつくっていきます。

僕は家の中にいて、みんなが運び込んできたススキを満遍なく敷きつめていく係り。

みんながどんどん持ってくるから、僕の作業が追いつかなくなるほど!
中からは外の様子が見られないけど、みんなてきぱきてきぱきと動いているようです。

さすが作業2日目!!

・・・ん?ぜんぜん中に顔を見せない子もいるような気がするけど・・・

きっと外でなにか別の作業をしているんだよね。きっとそうだよね!

そんながんばりが実り、竹の家は夕方前に無事に完成!

竹の家をバックに撮った集合写真は、みんなの誇らしげな顔が輝いています。

大はしゃぎで寝袋を運び入れ、寝る場所を決めて・・・。

夜になるのが待ちどおしいね!

夕方にはみんなでお鍋をつくり、自分たちで火加減もしっかり管理して
ご飯を炊きました。最初は危なっかしかった包丁の使い方も、もうばっちり。

食後には囲炉裏の火でマシュマロを焼いてみんなでわいわいがやがや。
キャンプ最後の夜はにぎやかに過ぎていきます。

そしていよいよおやすみなさいの時間。みんなで竹の家に入っていきます。


寒くないかな?

暖かく眠れるかな?


そんな心配と、みんな一緒の場所で寝られる楽しさからか、
なかなかおしゃべりが止まりません。

もこもこイモムシみたいな寝袋で、顔をちょこっとだけ出したみんなが
ずらーっと並んでおしゃべりしている姿はなかなか壮観。

さあ、みんなでつくった竹の家。寝心地はどうでしょう?

(ガッツ/石松健一)

12月26日 冬のガキ大将の森 2日目

今日から竹の家づくりの作業が始まります。

朝食を食べ終わり、竹の家の前にみんなで集まりどんな家にするのか
期待を膨らませて話を聞きます。

まず、最初の作業は竹の家の骨組みに一抱えほどのススキの束を立て掛けて
壁兼屋根を作っていきます。

「つくってやる!」と鼻息の荒い子は抱え切れないほどのススキを、
まだちょっと不安なんだけど・・・って子はちょっと遠慮がちにススキを
抱えていきます。

このままだと立て掛けたときにでこぼこになっちゃいそう・・・。

「これちょっと多くない?」とか「少なすぎ!」なんて言いながら、
みんなが持ってきたススキを調節しながらひもで結わいて渡していきます。

そうこうしている内にただの骨組みしかなかった竹の家に屋根がどんどんと
完成していきます。

唖然としてみているとはやく結わけとせっつかれてしまいました。

最初は不安そうだった顔も少しずつですが誇らしげな顔になってきて
いるように感じます。

今日は屋根を作ったところで終了。

その後、みんなで夕食づくり。今日は丸ごとキャベツのクリームシチュー。
昨日は無かった一個丸まるのキャベツに挑戦です。

あーでもないこーでもないと包丁を入れる場所を迷いながら切り込みを入れ、
ひき肉をぎゅうぎゅうにつめて完成も近づいてきました。

ここでみんなはリュウさんと一緒に夜の森探険へ。

頑張って下ごしらえした食材は僕が仕上げます。
みんなの頑張りが無駄にならないように丁寧につくります!

みんなが帰ってくる頃にはもうシチューも完成。
匂いにつられたのか、何人かやってきて「味見ー!」って声を上げていますが、
今味見したらまたすぐご飯だよ?みんな作業と探険でお腹がすいていたのか、
シチューは全て空っぽになりました。

楽しかったりおいしかったりする時間は早いものでもうお休みの時間です。
みんなテントに入るとなれない作業で疲れていたのかお話もそこそこすぐに
眠りに落ちてしまいました。

明日の寝る竹の家と、どっちが寝心地がいいかな?

(なかむー/中村孝司)

12月25日 冬のガキ大将の森キャンプ 1日目

本日から、冬のガキ大将の森キャンプが始まります。

今年は対象を小学1年生から中学3年生、期間を3泊4日に改めての実施です。
過去にハローウッズのキャンプに参加してくれた子、新しく来てくれた子、
13人とガキ大将(ボス/リュウさん)含め4名のスタッフ、総勢17名でキャンプスタートです。

キャンプがはじまり、まずは腹ごしらえ。
昼食をとるものの、話ばかりに集中して、食べる手がまったく動かず
食べ終わらない子が数名・・・。夏や幼児キャンプの様子の事もあり、
予想はしていましたが、高学年以上のいままでと様子はちょっと違います。

テントは低学年の男の子、高学年の男の子・女の子用の3つのテントをたてます。
スタッフも一緒のテントに入り、ちょっと狭そうに思われるけれど、
テントに沢山入る事で寒さ対策にもつながります。

みんなで協力しテントを立てる。
段取り・協力の良さで男高学年は、まっさきに建て終わりました。

そして、夕食のメニューはポークシチュー。
明日は丸ごとキャベツのクリームシチュー・最終晩はお鍋。
ご飯も羽釜で炊き、切り物・皮むきを毎晩チャレンジします。
2人から3人でセットになり、交代しながら行い、時間が多少かかっても、
みんながチャレンジしていきます。

キャンプ初日だけれども、沢山笑い、夕食後に少しさみしくなった子に
心配そうに声を掛ける子がいて、高学年の子をお兄ちゃんお姉ちゃんと
慕う子もいて、なんだかあっという間に1日が過ぎました。

就寝時にはテントの中で、新しい友達が増えた事・何が楽しいなど、
語っていたりもしていました。

時間をたっぷりと使い、いろいろな事にチャレンジし、沢山食べ、遊び、
4日目にはちょっと成長した姿で保護者の方に再会できればと思います。

今回の仲間でどんなドラマがあるのか楽しみです。

(りえっち/中原理恵)

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