12月30日 冬のガキ大将の森キャンプ(4日目)

キャンプ4日目、折り返しの日。

毎日毎食、食材や食器を手分けして運び、
洗うなどしていくなかで、確かな変化を感じる。

「サボっている」子が少ないなと初日から思っていたが、
今日はもう一歩進んだところが見れた。

それは、周りの仲間に「手伝うよ」と声をかける姿。

重いものを運んでいるのを見たとき、洗い物がいち早く片づいたとき。

そんなときに出る「手伝うよ」を何度も聞くことができた。

それが効を奏したのか、お餅つき後の片付けは
とてもてきぱきと進めることができていた。

そんな良い面をみれたと思ったら、ちょっと…な部分も。

仲間と話したり遊んだりに夢中で、ところどころ
話を聞いていなかったりということもある。

とても仲のいい5人。どちらも、この4日間で彼らの関係が深まることで出てきた姿。

そして夕方からは途中参加の1人が加わり、6名のグループの生活が始まる。

キャンプ後半も、きっと、もっと変化していくこの「チーム」。

どうなっていくかをしっかりと見守っていこうと思う。


キャスト:ガッツ(石松健一)


12月29日 冬のガキ大将の森キャンプ(3日目)


キャンプ3日目の朝、月から太陽に変わる景色をみながら、
朝食の準備にみんなで出かけていった。

 初日に戸惑っていたキャンプのルールにもだいぶ慣れてきて、
日に日に挨拶や返事の声が大きくなっている。

仲間同士もかなり打ち解け、朝食の具材を切る間も話がはずみ、
話題と笑いが尽きない様子。

でも、ご飯を食べ始めると、食べるのに夢中になって、急に静かになる。
みんなでつくるごはんは、やっぱりおいしいみたい。

 朝食の片付けを済ませ、木のカップづくりへ。

自分のイメージを膨らませながら、少しずつ思い通りの形にしていく。
真剣な眼差しがカップに注がれていました。

集中して作り続けたおかげで、1日で素敵なカップが完成!!

これから漆を塗り、みんながカップを使えるのは、早くてもキャンプが
終わってから2ヵ月後。

すぐにカップを使えないことを知って、ちょっと残念そうだけれども、
お気に入りのカップができ、帰ってからの楽しみが増えた様子でした。

日も落ちて、みんなが三枚におろしたアジをフライにして食べると、
あっという間に3日目が終了。

 明日からは、遅れてもう一人メンバーが加わる。

メンバーが増えることで、さらに楽しい年末年始が迎えられるといいな。
キャスト:ムラ(飯村祥子)

12月28日 冬のガキ大将の森キャンプ(2日目)


 今日はみんな5時に起きて気球のフリーフライト!

・・・のはずだったけど、起きてきたのは一人だけ(笑)

みんな昨日緊張しすぎて疲れちゃったかな?

その子が鳴らしたドラの音を目覚ましに、
眠い目をこすりながら始まったキャンプ2日目。

明るみ始めた空を眺めながら、地上高く舞い上がった時の気持ちはどうだった?
どんな景色が見えたかなあ?

スタッフは気球に乗れなかったけど、田んぼに降りたったみんなの顔が、
色んなことを物語っていた気がするよ。



だんだんみんなの個性も前に出てきて、初日以上にわいわいがやがや。

料理中のみんなの様子を見ていると、役割もなんとなく決まってきたみたい。

火をつけたがる子、混ぜたがる子、炒めたがる子。

好きなもの、嫌いなもの。

得意なもの、苦手なもの。




でも、ときおり意外な一面も見えたりする。

それぞれ全然違う性格なんだけど、いざというときはがっと集まって鍋をかこみ、
みんなであーでもないこーでもないと言いながら調味料を入れたりしている。

まだまだみんなのいろんな面を見てみたいなあ。




お昼過ぎからふりだした雨。

夜もふけるにつれて音が大きくなってきたけど、
朝早かったみんなはあっという間に夢の中へ・・・

テントに並んで寝る生活2日目。みんなどんな夢を見てるのかな?


キャスト:かすみん(竹内華純)

12月27日 冬のガキ大将の森キャンプ(1日目)


オープニングセレモニーを迎え、参加者5名(1人は30日から参加予定)が
ベースサイトに集まった。

やっぱりみんな緊張している様子。

あいさつの声が小さかったり、自己紹介でもじもじしたり。

でも、セレモニーを終えてお弁当を食べ、テント張り・・・
と進んでいくにつれ、次第に打ち解けていく様子がよくわかった。

夕食つくりをするころには、早くもなんとなくながら
「チーム」のまとまりがでてきているように見える。

少人数だからなのかな。

サボったりする子もいなく、それぞれが動いている。

やることをやりながら、おしゃべりしたりと笑いも絶えない。

もちろんまだまだ手間取ったり、コミュニケーションが足りない部分は
多いけれど、あっというまに仲良くなってまとまっていく彼らは頼もしく見えた。

途中から参加してくるもう1人を加え、6人となるこの「チーム」は
1週間後、どんな姿になるだろう。

そしてチームのメンバーはそのとき、それぞれ何を得るのだろう。

とても楽しみに思えるスタートとなったキャンプ1日目だった。


キャスト:ガッツ(石松健一)

12月26日 冬のガキ大将の森キャンプ(前日)


明日から、1週間のキャンプが始まる。

2012年から2013年へ、年をまたぐキャンプ。

自宅で過ごすお正月、家族と過ごすお正月とは
一味違ったお正月を迎えることになるのだろう。

今回のメンバーは参加者6人とスタッフ4人、総勢10名。

何回かハローウッズのキャンプを経験している子も、
全く初めてという子もいる。

そんな一人ひとりが集まって、どんなキャンプを作り上げられるかな。

たくさん遊んで、たくさん笑って。

いろんな「やらなきゃいけないこと」や「やったほうがいいこと」があって。

「自分で頑張ること」や「お互い助けあうこと」があって。

そんなことを積み重ねて、みんなが家族のようになる。

そんなキャンプになったらいいなと思いながら、まずは明日、
みんなの顔を見る瞬間を楽しみにしています。

キャスト:ガッツ(石松健一)

8月26日 夏のガキ大将の森キャンプ(最終日)

あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。

みんなは家に戻りどんな生活を送っていますか?

「おはよう」「おやすみ」
「ただいま」「おかえり」
「いただきます」「ごちそうさま」
「ありがとう」「ごめんなさい」

心を込めてあいさつできていますか。

当たり前にしていた事、出来ていなかった事あったと思います。
1ヶ月を振り返って、そして自分をみつめなおしてみてください。
そして沢山の事にまだまだチャレンジしていってほしいと思います。

みんな1ヶ月ありがとう!!またベースに「ただいま」って元気な顔を出してください。

またね。

<りえっち/中原理恵>



1ヶ月のキャンプ。みんなにとって、長かったのかな。それともあっという間だったかな。
楽しかったことはどんなことがあった?
辛かったことはなにがあったかな。

これが出来るようになったよ!っていうことは?
結局苦手なままだったよ・・・ということもあるかな。

またやりたい!と思うこと。
もういいや・・・と思うこと。
今度こそやるぞ!!と思うこと。

一人ひとりが、それぞれいろいろなことを感じた1ヶ月だっただろうと思います。

その一つひとつを忘れないでください。
この1ヶ月は、もう二度と来ないかけがえの無い1ヶ月。
しっかりと、自分の中にしまっておいてください。

そしてひと周りもふた周りも成長したみんなが、またベースキャンプに帰ってきてくれることを楽しみにしています。
おつかれさま。またね。

<ガッツ/石松健一>



ついに長い1ヶ月間が終わってしまう日が来ました。

みんなここでの1ヶ月間をどう感じたかは解りませんが、人生に役立つ1ヶ月間であってほしいです。

1ヶ月と短い間でしたがみんなと会えて本当によかったです。ありがとうございました。


最後にツリーズのみんなへ

これから先、辛いことがたくさんあると思います。そんなときはここでの経験を思い出してください。そうすれば乗り越えられないことなどありません。

ここで過ごした1ヶ月間を忘れないでください。

機会があったらまたどこかで会いましょう。

<オカリョウ/岡崎遼>



私には、あっという間に感じた1ヶ月間。
参加者のみんなにとっては、どう感じた1ヶ月間だったのかな?

家族と離れ、初めて出逢う学年の違う仲間との慣れない集団生活。
家に居れば、お父さんやお母さんがしてくれていることを、自分で何でもこなさなければいけない環境。
日常では炊飯器のスイッチを押すだけで、簡単にご飯が食べられるのに、森を走り回って枝を拾い集め、仲間と協力して火をおこせなければご飯が食べられない日もあった。
3日間かけて、ケンカをしながらも重い荷物を背負い仲間と共に歩いて旅をした。
本心をぶつけ合って仲間と真剣に話し合った。

決して、毎日が楽しくてたまらなかった、とは言えないかもしれません。でも、初めての体験にとまどったり、辛かったり、焦ったり、怒りがこみ上げてきたり、悔しかったり、嬉しかったり、一人一人が色々な感情を抱き、他の人の気持ちも考えながら過ごした1ヶ月であったのではないかな、と思います。

日常生活に戻った今、1ヶ月間のキャンプ生活を通して気付いたことや考えたこと、リュウさんやスタッフからの言葉を忘れつつあるかもしれません。でもまだ間に合います。ノートに書いて、いつまでも忘れないで下さい。そして、成長したみんなとまた会える日を楽しみに待っています。

<ムラ/ 飯村祥子 >



クロージングセレモニーでみんなのこの一年の健康面をお母さん、お父さん方に話している時に、こんなことを思いました。

それは、みんなは痛みを知ることが出来たかな?ということ。

転んで足をぶつければ痛い。
ナイフで手を切れば痛い。
爪で引っ掻いたら痛い。
身体の痛いは簡単に思いつくけど、心の痛みはどうだろう。

言葉で自分の心が痛んだ。
言葉で他の人の心を痛ませてしまった。

身体の痛みも心の痛みも、自分が痛いものは他の人も痛い。

もし痛みを感じたなら、その同じ痛みを他の人には味わわせないでほしい。
もし自分が痛みを与えてしまったのなら、痛いと思っている人に手を差しのべて欲しい。

1ヶ月間を思い出してください。
思い当たることがあったら、その痛みをノートに書き留めておいてほしいです。
忘れないために。

みんな、そしてワイルドのみんな。

お疲れ様。ありがとう。
また会える日を楽しみしています!

<スギちゃん/杉山 大樹>




お疲れ様でした。

30日31泊という長いキャンプで楽しいこと、つらいことなどいろいろなことを経験したと思います。
それらの経験はこれから先にいかすことが出来ると思います。

これからもいろいろな経験をつんでいろいろなことを考えて下さい。

<ケイタ/堀井敬太>




ついに30泊31日が終わってしまいました。
楽しかったかな。それとも大変だったかな。
いつも早寝早起きだったけど、家ではどうですか?早寝早起きしてますか?

ガキ大将の森キャンプでの1ヶ月間、いろいろな経験をしましたね。ですがその経験をこれからの人生でうまく使うか、使わないのかは自分自身次第です。

お疲れ様でした、また会える日を楽しみにしています。

<シミリョウ/清水涼>




おウチの生活は快適ですか?
毎日「姿勢を正して」いますか?

前半は長く感じたけど、後半からアッという間に過ぎたキャンプ。
怒られる事も多かった31日間の経験は、どんな時でも「仲間」がいたからツラくても乗り越えられたよね。

これからも
家族やお友達、まわりの人を大切に。
相手の気持ちを思って
言葉を伝えて、行動してね。

何年後かなぁ?「ガキ森OB」としてステキなお兄さん、お姉さんになって戻ってくる日を楽しみにしています!

元気な20人と出逢わせて下さったご家族の皆様に感謝申し上げます。「家では食べない」と言いながら魚・野菜を食べた子(そう、アナタです!)おウチでもしっかり食べてね。
また、差し入れを下さった皆様ありがとうございました。美味しく頂きました。
そしてバイク教室を始め色々とサポートしてくれた「森づくりワークショップ」の皆様と「ガキ大将とゆかいな仲間達」ありがとうございました!

<アベちゃん/阿部容子>

8月25日 夏のガキ大将の森キャンプ(30日目)

今日は大掃除。
毎日使ったテントをたたみ自分達の荷物をまとめ、1ヶ月前と同じ何もないベースキャンプになりました。

夜は「さよならパーティー」。最後の夕飯は各チームでメニューを決めて料理を作ります。
みんなが食べたい料理を申請したら、盛りだくさんなメニューに!

◆ツリーズ:焼肉(チキンソテー、牛ステーキ、ソーセージ)とガーリック&カレーチャーハン
◆レッドサンダー:オムライス
◆ワイルド:チョコレートフォンデュ
他にも:野菜スティック、スープ、すいかのフルーツポンチ

食べる量も自分達で考えて作るのですが、どう見ても作る量が多い。普段は17~22合炊くご飯も今夜は26.5合!新記録です。最初の計算は30合を超えたのでりえっちが「多くない?」と聞いても「大丈夫!大丈夫!」と楽観視。みんな張り切ってます。

ただ、なかなか仕込みが始まらず、いつもは遅くても19時にはいただきますのはずなのに…。
ワイワイと楽しいのは良い事だけど何時になれば食べられるのかなぁ?行動が遅く最近毎日怒られていて、最後くらいテキパキ動くかも・・・の期待は外れ、時間だけが過ぎています。

ようやく21時37分「いただきます」
お腹が空いた勢いで食べていたものの、すぐに箸の動きが止まります。
「もう食べられない」
「うー、気持ち悪い」
「作りすぎたー」
「眠い」
「寝るなよー、食べろよー」
全てのテーブルで睡魔との戦いが始まりました。チョコレートフォンデュまで辿りつかず撃沈する子どもたち。

ようやく23時38分に「ごちそうさま」をして、食器を洗いに行こうとするみんなをりえっちが止めました。

「1ヶ月最後の夕食。みんなで美味しく楽しいパーティーなのに、眠くて苦しいつらい事になんでなってしまうの?1ヶ月かけて生活リズムも整っていたのに、自分達で遅くして(リズムを)壊してどうするの?このまま家に帰っていいの?」昨夜も遅くまで夕飯を食べていたみんなにりえっちが静かに話し始めました。
静かだけど重い言葉・・・最後の夜、みんなはどう思ったかな?
ようやく24時47分「おやすみなさい」でパーティーは終了、今夜はテントがないので、大きな蚊帳で全員一緒に寝ます。

明日は本当に最後。時間通りに行動できますように。

〈アベちゃん/阿部容子〉

8月24日 夏のガキ大将の森キャンプ(29日目)

ガキ大将の森キャンプも残すところあと3日!

今日はキャンプ中ずっとお世話になったナイフの手入れと火おこし。

ナイフメンテナンスではやり方を教えてもらいながら自分の手で研ぎます。ふだん騒いでいる子たちですが、研いでる間は黙々と真剣に作業していました。

そして、なんと今日はみなサバぶりに錐揉みで火おこしをすることに。リュウさんが「30分で火を起こせなかったら飯抜き!」 の宣言に、無理じゃないかなと思っていましたが・・・

なんと、全チームが10~15分ほどで成功!!

これはすごい、すぐにご飯ができる!と思いきや、今まで通りチームで食べるか、好きな人とバラバラで食べるかの話し合いを始め・・・

「チームで食べれる晩飯は今日で最後だからチームで食べたい」や
「いつもチームで食べているからバラバラがいい」などの意見がでてまとまらなくなり予定時刻を大幅に超えてしまいました。

話し合いから1時間ほど経ち最終的に多数決で決め、チームで食事をとることになりました。

火おこしではチームごとに力を合わせてがんばれたのに、最後にしっかり出来ず、ぐだぐだに。とても残念…。

キャンプ終了まであと2日、みんなで力を合わせてがんばれるかな!?

<ケイタ/堀井敬太>

8月23日 夏のガキ大将の森キャンプ(28日目)

キャンプ集大成の旅ゴール地点、大洗での夜が明け、今日はバスでハローウッズへ帰還します。

朝食を作りテントの撤収を済ませて、迎えに来たツインリンクもてぎのバスに乗り込み、約1時間30分。
その車中では、旅の疲れからぐっすりと寝ている子たちもいれば、テンション高く騒ぎっぱなしの子たちも。それぞれの旅が終わろうとしています。
でも大切なのは、「旅の終わり」は「キャンプの終わり」とイコールではないということ。残り少ないキャンプ生活ですが、旅の経験を活かしてさらに楽しく過ごしてくれればいいなと思います。

午後は旅に使った道具の片づけ。個人の装備を整理し、レンタルしたグループ備品をきれいにメンテナンスし返却します。

ここはなかなかスムーズ。なんとレッドサンダーは一発OK、ワイルドとツリーズも少しのやり直しだけで合格!
正直もっとかかると思っていたのでびっくりです。やればできるじゃん!

返却が終われば、あとはキャンプの終わりまであっという間。
ちょっと寂しくなってきましたが、残り3日、楽しんでいきたいな。

<ガッツ/石松健一>

8月22日 夏のガキ大将の森キャンプ(27日目)

今日はウォーク3日目。
千歳橋から大洗海岸まで、距離17.75㎞を歩きます!

今日もグループごとに行動スケジュールをたてますが、僕がリーダーをしているワイルドは6時に出発予定と気合い十分!

ところが実際に6時になってみると・・・まだ朝ご飯を食べている。
何食わぬ顔で食べている。
どうなってるんだ!?スケジュールは約束でもあるのに!
変更があるならなんで教えてくれないの?

当然、リュウさんはご立腹。

「このウォークは今までに教わってきたことを活かすためにやっているんだ。
ただ歩くだけだったら意味がない。
今までやって来たこと、歩くことの意味が今、わからなければ千歳橋からゴールまでの道のりの間で探しなさい。
探しながら道を進みなさい。
あと、14時までにゴールに着かなければ風呂と飯抜き!
よし!行って来い!」

こうして始まったウォーク3日目。

結局、6時53分の出発になりました。

しかし、出発してからはワイルドのメンバーに火がついたのか、ワイルドはレッドサンダーと追い越し追い越されの関係!
なかなかいいペース。

ワイルドとレッドサンダーはゴールの大洗海岸で昼食を食べる計画。
みんなの気持ちが一つになるきっかけが出来たようで、記録的なゴールタイムが期待されるペース!

でもはやく歩くだけじゃなく、朝にリュウさんから言われたことを探しながら道を進むことが出来ているかな?

出会った人に進んであいさつをする。
チームメイトを支え合う。
楽しい旅にする。そのためにはコミュニケーションを取る。
思いっきり自然を感じる。
計画を計画通りにやる。
探しものはたくさんあります。

探しものが見つかったのかは、みんなが旅の終わりに書く、詩に表れるのではないでしょうか。

ワイルドは12時28分にゴール!
歴代で一番早い時間でゴールという快挙を達成!!
続いて、レッドサンダーは12時43分にゴール!
レッドサンダーも歴代の記録を更新してのゴールです。

ツリーズはというと途中で昼食を食べる計画のようでしたが、先を行く2チームと大きく距離をあけられてしまい、リュウさんが昼食はゴールで食べろと指示。

そして13時25分にゴール!

海岸手前の木陰で3チーム揃って昼食を食べたあと海岸へ。
『完歩おめでとう』と書いた模造紙に迎えられ、みんなゴールした実感を味わいつつ・・・
ウォーク制覇を祝い、カルピスでカンパーイ!!
祝福の味はおいしかったかな?

このウォークはこれからみんなの記憶にどんなふうに刻まれるのでしょうか。
ウォークを通して感じたことや思ったこと。そして、リュウさんが言っていた探しものがもし見つかったのなら、それはこれからの人生に必要なものです。
決して忘れないようにしてほしいと思います。

<スギちゃん/杉山 大樹>

8月21日 夏のガキ大将の森キャンプ(26日目)


ウォーク2日目です。昨日よりも長い距離を1日で歩きます。

チームごとに行動予定を決め、3時前後に起床して6時には
全チーム出発のはずでしたが、起きてこない、出発できない・・・。

朝のそんな様子や、地図を見ずに歩いて迷ったり、
ただなんとなく歩いているだけだった昨日の様子を見ていた
リュウさんはカミナリを落とします。

「今日もやる気も目的意識も無しにただ歩くのか?
そんなことをするくらいならここからTRMに引き返す」

と宣言されたみんなは話し合い、

「挑戦してもいないのに何もわからない、だから答えを見つけるため歩く」

という答えにたどり着きました。

しかしそんなこんなをしているうちに出発は8時になり、
なんと昼食はスタート後たった5km地点で食べ、
やむを得ずテントは車で搬送することに…

みんなこんなペースで大丈夫か?(-_-;)

暑い日差しが照りつける長い土手を歩くのはとても辛く、
1kmもしないうちに休憩を挟んでしまい、半分の約10km地点に
ついた時には時計はすでに14時を回ってしまいました。

「このペースでは到着が22時を超えてしまう」

と告げられ、そこでようやく焦り始めるみんな。

しかし時すでに遅し、一番早く着いたワイルドでさえ19時30分、
夏ガキ最悪の記録を残してしまいました。

このままでいいのか?明日はみんなもっと早く着けたらいいなぁ。

<オカリョウ/岡崎遼>

8月20日 夏のガキ大将の森キャンプ(25日目)


ウォーク1日目。

今日から3日間かけて、ハローウッズを飛び出し、
大洗までの55.5Kmの道のりを歩ききります。

そして、今日は宿泊するキャンプ地までの約15Kmの道のりを、
グループごとに歩きました。

朝4時。テントの前に人影が…と思ったら、

「ジャーン!!!」

というドラの音がベースキャンプ中に轟きました。

リュウさんの力強いドラ叩きがテントの数だけ続きました。

もちろん、みんなすぐに飛び起き、全員揃っての起床でした。

しかし、5時出発予定のはずが、なんだか行動が
ダラダラしていて30分遅れての出発。

出発して数分後、ワイルドとレッドサンダーが追い越し追い越されの関係を
保ちながら先頭を進みました。

遅れてツリーズ。

見ていると、どのグループが先に着くのか順番が気になっている様子。

でも、仲間の一人が重い荷物を持っていて、

「重いよ―」

と何度か口にだしていても、心配する素振りはなく、
仲間に声が届いていないみたい。

何日間も辛いこと、楽しいことを共有してきた仲間同士なのに、
仲間を思いやる気持がまだちょっと足りていないような印象を受けました。

でも、さすがの初日はみんな足取りが軽く、ほとんど休憩も取らずに歩き続け、
予定よりも早い昼食前に2チームがゴール。

その後、休憩を挟む事無く、素早くテントを建てる姿がありました。

今日はみんな早いっ!とスタッフみんなも関心していました。

しかし・・・、早く着いて時間に余裕がありすぎて気が抜けてしまったのか、

「18時出発でお風呂へ行くよ!」

とスケジュールを伝えていたのに、17時40分頃に夕飯の

「いただきます」

の声が聞こえてくる。

キャンプが始まってから25日が過ぎ、今まで繰り返し
時間を守ることの大切さについても伝えてきたつもりでしたが、
まだまだみんなの自覚が足りていない!

この3日間のウォーク中に、時間についてどう考え方を変えていくのか。

自分が辛いときも仲間を思いやる気持ちを持って歩く事ができるのか。

残りの40.5Kmの道のりの中でみんなは何を見つけ、どう感じていくのか。

みんなの変化を一緒に歩きながら見守りたいと思います。

<ムラ/飯村祥子>

8月19日 夏のガキ大将の森キャンプ(24日目)


いよいよ明日から3泊4日の「ウォーク」。

2012年度ガキ森集大成の旅が始まります。

3日前の「みなサバ」経験を活かして、チーム備品と
個人備品の選定会議を朝5時半から始めました。

「テントは重いから要らないよねー」

「水も少しでいいんじゃない?」

楽天的な子、昨年参加した経験を話す子、
各チーム少しずつ荷物が決まり始めたようです。

チームから申請された備品を手渡しながら「行動食(お菓子)」も配ります。

※今回もたくさんの方からの差し入れを頂きました。本当にありがとうございます!

久しぶりに見るお菓子に全員が今日一番の元気に!

「飴と交換してー」、「オレの煎餅欲しい人ー」各チームで物々交換が始まりました。

1日がかりの荷造り準備、夕飯はみんな大盛りのご飯を完食して21時前には就寝。

明日は4時起床、5時出発です。

総勢29名でゴール目指して行ってきます!

〈アベちゃん/阿部容子

8月18日 夏のガキ大将の森キャンプ(23日目)


2010年どのガキ大将の森キャンプに参加していたOBのシミリョウです。
途中からですが、スタッフとしてサポートしていきますのでよろしくお願いします。

みんなでサバイバルキャンプ(みなサバ)終了から一夜明け、
今日は洗濯をしながら借りた備品のメンテナンスと返却をします。

きちんと数を確認したり、汚れているものはきれいにしてから・・・と作業はたくさん。

動き出してすぐは、どのグループも結構まとまって動いていました。

みなサバ効果!?と思っていたら、

少しするとやっぱりやる子とやらない子に分かれてしまいます。

○○が足りない!となれば一大事。

グループ全員で大捜索をしなければいけないんですが、
そんなときでも遊んでいる子は遊んでいる。

うーん、みなサバが終わって温泉も行って、気が抜けているのもあるのかな。

夜はみんなで手巻き寿司を食べました。

ワイワイ楽しんだ後は、スポンジに生クリームを塗ってケーキづくり。

実は、参加者の一人が昨日10歳の誕生日を迎えました。

さすがに昨日はできなかったため、一日遅れで誕生パーティーです。

ハッピーバースディを歌って、ろうそくの火を吹き消して・・・

みんなにお祝いされてうれしそう。

僕も以前に参加した時、ロールケーキで
みんなに誕生日を祝ってもらった事を覚えています。

きっとわすれられない誕生日になったんじゃないかなと思います。

みなサバが終わるともう次はすぐ集大成の旅。

また気を引き締めて明日以降も頑張ってほしいです。

<シミリョウ/清水涼>

8月17日 夏のガキ大将の森キャンプ(22日目)


予定では、みんなでサバイバルキャンプ(みなサバ)片付け日。

しかし、レッドサンダーがいつ火おこしに成功するかわからない。

そして、午後からは雨予報。

雨に降られてしまったら撤収ができないため、延泊もあると言われています。

つまり、予定通りにベースキャンプに帰るためには、火をつけるチャンスは午前中だけ。

そのような状況の中、精神的、肉体的にも限界に近づきつつある
レッドサンダーのメンバーへリュウさんから、

「今日の一回目に集中して火をつけろ!」と喝が入ります。

そして、今日一度目の挑戦。

「絶対つけるぞ-」の班長のかけ声に

「おー!」

と気合いの入った返答!他グループの子からも

「頑張れー」の声援が聞こえてきました。

みんなの期待と注目が集まります。


しかし・・・


途中で喧嘩が始まり、呆気なく失敗に終わってしまいました。

失敗の原因である、『全員が協力する姿勢』が今だにないことに対して、リュウさんから

「みんなが真剣にやらないなら、水も食料も火がつくまで何もあげないからな」と怒りの一言。

見離された様な言葉に、メンバー数人が泣き始め、後がない事を辛辣に受けとめた様子でした。


しかし…


その言葉が功を奏したのか、二度目の挑戦が始まってなんと
10分程度(これまでは20~30分)で火種がつき、

「ついたー!」

その声に他グループの子やスタッフが急いで駆けつけてきました。

そして、麻紐でつくった鳥の巣状のものに火種を入れて息を吹き掛ける・・・

何人かから

「(息を)吹けー!!」の声援が送られ、全員が見守る中、待ちに待った炎が炉の中に灯りました。

「帰れる!」とみんなが安堵したのもつかの間、

レッドサンダーが炉の火でご飯を食べる前にリュウさんから、

「雨がふるから片付けしろっ!!」との指示。

降りだす前にはなんとか片付けが終わり、レッドサンダーにとっては
久しぶりのご飯を前にしてもチームの笑顔が絶えない様子。

ご飯より火がついたことがとてもうれしかったようです。

一回りも二回りも大きく成長したみんなをみて、ウォークが楽しみになってきました。

ウォークではどんな物語が生まれるのかな♪


<ムラ\飯村祥子>

8月16日 夏のガキ大将の森キャンプ(21日目)


一晩火を守り続けたツリーズとワイルド。

今日は沢でプールづくりに挑戦!

2メートルほどの高さの滝があり、滝つぼのところを水遊びができるプールに
しようという計画です。

大きい石、小さい石、砂利、草・・・

自分が出来ることを探してせっせと取り組んでいました。

大きい石が現れたら「おりゃ~!」と声をあげて転がしながらプールの外へ。

着々と広さと深さが大きくなっていくプール。

滝のところはちょうど木陰、足は水に浸かっていて涼し気。

川遊びもしながらのプールづくりを楽しんでいました。

このプールでの水遊びが来年、再来年のキャンプ参加者たちにも
楽しんでもらえるといいですね。


一方、今だに火をおこすことの出来ないレッドサンダー。

チーム内に険悪なムードが漂い始めています。

諦めの言葉や、人のせいにする言葉が飛び交っている間は
火をおこすことは出来ません。

それでも挑戦し、その度に手のマメ痛みで顔がゆがむ姿を見ていると手伝って
あげたくなりますが、ここでレッドサンダーではない人が加わっては意味がない。

ワイルドとツリーズのみんなはプールづくりが終わってからは
「レッドサンダー頑張れ!」と声援を送っていました。

しかし、レッドサンダーは空が暗くなる前に火をおこすことができず。

これで4食分の食事を逃しました。

これ以上長引くと気力も体力も消耗し切ってしまう。

明日の朝イチにメンバー全員が一つになってきりもみ式に挑戦してほしい!

諦めるな!レッドサンダー!

火の神様はきっと近くにいる!早く呼び寄せようよ!


<スギちゃん/杉山大樹>

8月15日 夏のガキ大将の森キャンプ(20日目)


今日からいよいよみんなでサバイバルキャンプ(みなサバ)です。

昨日から準備を始め、今日も早朝から動き出して備えます。

個人の装備や団体の装備でみんなのリュックはパンパン!

キャンプ地まで歩いていく姿は、まさに「荷物に背負われている」
という表現がぴったりでした。

キャンプ地に到着後、テントを建てたらさっそく切りもみ式火おこし開始。

チーム全員で頑張る姿は、今までとは違う何かを感じます。

レッドサンダー、ツリーズ、ワイルド。

火の神様はどのチームに真っ先に微笑むでしょうか!?

・・・と思っていたら、真っ先に火の神様が微笑んだのはツリーズ。

ワッと歓声が上がったと思ったら、あっという間に火がついていました。

なんと我々スタッフより早く成功。

リュウさんが言うには、「歴代最速かも」の快挙です。

どうやら前回も参加者した1人はずっと家で練習してきたようで、
この1年の努力がこの快挙の大きな要因になったようです。

ツリーズに遅れてスタッフも何とか火がつき、その直後に
火の神様が微笑んだのはワイルド!

でも先にツリーズにつけられて悔しそうです。

そしてレッドサンダーにも火種が!しかし火種を落としてしまい失敗・・・

暗くなってしまって時間切れ、今日はご飯なし。明日に持ち越しです。

火をつけられたツリーズ、ワイルドは火を守りながら、
夜遅くまでワイワイと宴のよう。

レッドサンダーはテントで休んで明日に備えます。

明日は3チームで宴が出来たらいいなぁ。

がんばれレッドサンダー!

<オカリョウ/岡崎遼>

8月14日 夏のガキ大将の森キャンプ(19日目)


いよいよ明日からのみんなでサバイバルキャンプ(みなサバ)に向け準備開始です。


さらに、夜には花火の祭典。バイクのパレードに参加するため、
今日はやらなければならない事が山ほどある忙しい一日です。


みなサバ準備では、チームごとに持ち物、目標、役割を考えます。
ソロサバイバルキャンプ(ソロサバ)、カヌー旅、普段のキャンプ生活などの経験から
必要なものをチームで考え、どんどん備品表に書き込んでいきます。

たくさん考えたからばっちり!といきたいのですが、抜けちゃっている物も…。

なんと、生きる為に必要な「水」がないグループがあります!!


水が無いと、飲み物もご飯も炊けません。

そんな重要な「水」ですが、普段の生活では蛇口をひねればすぐ出てきます。

しかし、ベースサイトは水道が引かれていないため、ポリタンクを持って
百八段の階段を往復して運んでいます。

水運びの大変さを繰り返し味わってきたからか、一週目の掃除・水汲みの
役割では聞こえてこなかった「水使い過ぎだよ!もったいない!」の声が、
ここ最近ではちらほらと聞こえてきていました。

まして、今回行くみなサバエリアは車で入っていくことができません。

備品などは途中まで車で運び、そこからは背負子などを使って人力で
運び入れます。

食材や水が当たり前のようには手に入りません。

日からのみなサバで火がつくか、そしてご飯が食べられるかどうかを
不安に思うあまり、大切な「水」への意識は薄れてしまったのかもしれません。


備品を揃えておかないと火がつかない!食事がとれないかも!?
という緊張感のある一日でしたが、なんとか準備を終えました。

そして夕方には花火の祭典でのイベント、バイクパレードの練習をして、
満員の観客席の前でバイクの腕を披露。

みなサバへの緊張は、バイクを操る緊張や楽しみ、そしてキレイな花火の
驚き・感動にかわっていったようです。


いよいよみなサバがはじまります。

練習の成果を生かし、みんなで火をおこしてみなサバを楽しもう!

<りえっち/中原理恵>

お知らせ


夏のガキ大将の森キャンプ(30泊31日)のブログ、ガキ大将日誌の更新が
現場奮闘中のため滞っていますが、後日詳細UP予定です。

もうしばらくお待ちください。

近況は崎野隆一郎のFacebookページにて公開しています。
アカウントお持ちの方はこちらをご覧ください。

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http://www.facebook.com/ryuichiro.sakino

8月13日 夏のガキ大将の森キャンプ(18日目)

みんなでサバイバルキャンプ(略して:みなサバ)を間近に控え、今日はみんなの絆を深めるためのもてぎスキルアップアドベンチャーです。

午前中はハローウッズの前庭で、いろいろなゲームをしながらチームの結束をたかめていきます。得点を集計すると聞いたみんなは真剣そのもの。ゲームの課題を達成するために「こうしよう」「こうやったらどうだ?」と作戦会議。でも、たまーに「もうめんどくさいからこのままでいいんじゃない?」なーんて声も聞こえてきたり…。おいおい、いいのかそれで??

午後は森の中に移動し、チームを超えて全員での「壁登り」に挑戦。全員が壁を乗り越えられるよう、力を合わせます。
壁を越えられず宙ぶらりんになり、怖い思いから泣き出してしまった子もいました。
もう挑戦できないかな?と思ってみていましたが、最後の最後にもう一度仲間を信じて挑戦すると決意。みんなもその気持ちに応えるべく、周りでサポート。体の小さい子から大きい子までそれぞれが自分にできることを考え、役割を見つけ協力します。
そしてようやく登りきったとき、みんなの結束力がすこし高まったように見えました。

夕方からみなサバに向けて切りもみ式の火おこし練習!
みんなスキルアップアドベンチャーの成果があって(?)チームワークもバッチリ。とてもいい感じです。
みなサバ本番でもこの調子で頑張っていってほしいです!

<オカリョウ/岡崎 遼>

8月12日 夏のガキ大将の森キャンプ(17日目)


はじめましてOBのケイタです。

途中からの参加ですが、春のガキ大将の森キャンプにつづいて
スタッフとしてみんなをサポートしていきますのでよろしくお願いします。

今日はバイク教室、ホンダコレクションホール(HCH)の2日目!

朝食を食べ、バイク組は出発、HCH組はベースキャンプの掃除と
朝食の片付けをしたあと出発です。

HCHではホンダの創設者である本田宗一郎のことや車やバイクのこと、
ASIMOや U3-Xなどの最新技術などを見学してきました。

解説をしてもらったりASIMOショーを観たり。このバイク欲しい!などの声もあがっていました。

ASIMOショーの後は、F1の運転席にも乗せてもらいました。狭い運転席だけど、
からだの小さい子が乗るとまるでお風呂につかっているみたい。
めったにできないことなので感動です!

見学が終わり、ハローウッズに帰った後は天気がよいので水遊びをしました!

ホースを使いみんな全身ずぶ濡れ。ズボンから水が垂れるほどの子も数人。

それでもみんな「あいつが濡れてない!」と言っては水をかけたりしていました。

そしてシャワーを浴びたら夕飯の準備。今日は煮込みハンバーグです。

夕方遅くまで帰ってこないバイク組の分もHCH組で調理します。

遊び気分が抜けずにちょっと怒られたりもしたけれど、おいしい夕食ができました。

今日は説明を聞くときは聞く!遊ぶときは遊ぶ!とメリハリが必要な1日でした。

明日はスキルアップアドベンチャー。

さらにチームの団結力を高める1日になるのでしょうか!?

<ケイタ/堀井敬太>

8月11日 夏のガキ大将の森キャンプ(16日目)


今日と明日はみんなが楽しみにしているバイク教室。

各日10名ずつ、ツインリンクもてぎ内の施設、
アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP)で1日みっちり習います。

ASTPの先生と、子どもたちとペアを組むボランティアの方にご挨拶。

みんな緊張しているの?表情が固い!声が小さい!

準備体操をしてプロテクターを装着。

くるぶしガード、肘と膝ガード、肩から上半身のプロテクターにヘルメットとグローブ姿。

初めての格好にお互い笑い合って緊張が溶けてきたかな?

いよいよバイクに乗り真剣な眼差しで先生の話を聞きます。

最初はペアの方にバイクを押してもらいブレーキ操作の練習。
(ボランティアの方にはこれが1番ツラい!仕事です。)

手元を見てしまい蛇行する子、ブレーキを使えず足で止めてしまう子。

どうしても怖い気持ちが消えない子。

ペアの方に教わりながら、次はエンジンを掛けて本走行開始です!

エンジンはキック式なので身体が小さい子はなかなか始動できません。

ペアの方も「がんばれ!」と見守る事しか出来ず、最後には3名の大人が
ハンドルやバイクを押さえ、蹴る事だけに専念しました。

炎天下の中ようやくエンジンが掛かった時、拍手と大人達から「やったな!」と
次々に頭を触られ(叩かれ)ヘルメットの中で大粒の汗を流しながら嬉しさと
照れくさそうな、とても良い笑顔を見せていました。

午後は曲がる練習をして最後に「ツーリング」へ出発。

ペアの方とみんなで20台の場内1周、ASTPを出て一般のお客様の前を走る
みんなは立派な「ライダー」の顔です。

今日の感想は全員が「楽しかった!また乗りたいっ!」と大満足。

「自転車より簡単だった」なんて発言もありました。

バイク教室はここ数年お手伝いしてきましたが、みんなが「初めてバイクに乗る」事の
お手伝いが出来る事は本当に嬉しい!

でも同時に、「バイクは安全に乗れば怖くない」事を教える責任感で毎年緊張します。

最後にペアの方に挨拶した時の笑顔と大きな感謝の声。

この気持ちを忘れず後半もみんなで乗りきろうね!

<アベちゃん/阿部容子>

8月10日 夏のガキ大将の森キャンプ(15日目)


今日は休息日。たまった洗濯物を自分で洗濯、そして夕方は温泉!
2回目の四季彩館におじゃまします。

迎えに来てくれたバスの運転手さんへの

「よろしくお願いしまーす!」
「ありがとうございましたー!」

もみんなの口から自然にでるようになってきています。

そんな様子を見ていて、自分のまわりの人たちとの関わり方が、
みんなの中で少しずつ変わってきたのかな?なんてことを、
温泉へ向かうバスの車中で考えていました。

そして入浴中、ある子の「ちょっとカッコいい姿」を見ることができました。

それは水風呂の前で起こった出来事。

サウナに入ってからというわけではないんだけれど、
みんなは水風呂に入るのも大好き。

いつも誰かしらが水風呂につかっています。

でも水風呂は狭いため、タイミングによってはガキ森参加者で
ぎゅうぎゅうになってしまうこともありました。

他のお客さんが入れないな、と思って声をかけようと思ったら、
ある子からみんなに向けて提案がありました。

「ガキ森の子は、一度に5人までしか入らないようにしよう」

自分たちの楽しさだけでなく、周りの人のことも考えて。
自分たちの中に「ルール」を掲げようという提案です。

キャンプでの共同生活も15日目、折り返しを迎えたところで見られたのはそんな光景。

小さな提案かもしれないけど、立派な提案だと思います。

これから始まる後半戦。色々なプログラムが続く中で、
みんなもっともっと変わっていくのかな。

その変化をしっかりと感じられるように毎日毎日を過ごしていきたいな、
と改めて思わせてくれる、素敵な1シーンでした。

<ガッツ/石松健一>

8月9日 夏のガキ大将の森キャンプ(14日目)


カヌーの旅2日目(カヌーの旅最終日)です。

今日はみんなの笑顔がたくさん見られた一日でした!

カヌー開始時間の10時までにテントを片付けて朝食を取り、
カヌーの支度をします。

みんな、時間に遅れることもなく準備万端!

出航です!

2日目ということもあり、危なげなくみんな進んで行きます。

ツーリングの途中、ダイブをするのに最適な岩を発見!

みんな勇気を出して岩に登って、ダイブ!

飛ぶ前は堅い顔をしていたけど、飛び終えた時の顔は笑顔!

高いところが怖い子も、それぞれ無理のない高さを見つけてダイブを楽しんでいました。

勇気を出してダイブ遊びを終えた時のみんなの顔はとっても輝いていました!


そして、無事にゴール地点に到着!

昼食で待っていたのは、流しそうめん!

ここでちょっと怒られることが。

流しそうめんの上流の方で食べている人が
次から次と取っては食べてを繰り返して、下流の方にそうめんが流れてこない。

リュウさんが見兼ねて、「上のやつは取るな!」と叱られる場面がありました。

叱られて以降はみんな流しそうめんを譲り合いで終えることが出来ました。

そのあとに待っていたのが、スイカ割り!

目隠しをして、いざスイカへ!

指示してくれる声が多すぎて前に進めない!

あっちこっちに足を進める。

みんなの笑い声がいっぱいになっていました!

カヌーの旅を終えて一段落。

明日の休息日を挟んで、ガキ森の折り返し地点。

この笑顔が最後まで続くことを願います!

<スギちゃん/杉山 大樹>

8月8日 夏のガキ大将の森キャンプ(13日目)


今日はカヌーツーリング1日目。

2日かけてキャンプをしながら約16Kmの川下りに挑戦します。

前日のカヌースクールでカヌーの漕ぎ方を習っていたものの、
本番のツーリングは長距離の川下り。

初めての子と経験がある子とで漕ぎ方のうまさに差がでるかな、と思っていました。
でもいざカヌーを漕ぎ始めてみると、初めての子もすぐにパドルを上手く操作して、
速さや方向の調節をしている姿がとても印象に残りました。

子どもの『何か新しいことを覚える習得の早さ』って本当に羨ましい!

また、時折カヌーから足をだして水につかりながら余裕な様子で漕ぐ子や、
我先に行こうと躍起になって漕ぐ子など、それぞれの楽しみ方でカヌーを
満喫している様子でした。

でも、カヌーで目的地に着いてからは、テント張りをしないといけないのに、
水切りをし始めてしまい、

「おーい、テント張り始めなくていいのー?」

と聞いても、

「あと1回!」

と言いながらなかなか終わりにできない。

そして、グループごとにテントを張り始めても、班長が

「手伝ってよ-」

と言わないと手伝わない。

カヌーで疲れているのだし、みんなで協力してすぐ終わらせればいいのにっ!
それに自分で寝るテントなのだから、「手伝うよ!」の一声が聞こえてきても
いいはずなのに、あまり聞こえてこない…。

それでも、このキャンプが終わる前には、参加者の一人一人が積極的に
協力して、仲間と共に楽しい時も辛い時も助け合う姿が見れたらいいな!


<ムラ/飯村祥子>


8月7日 夏のガキ大将の森キャンプ(12日目)


初日のオープニングセレモニーでも「カヌーが楽しみ」という声があがっていましたが、
今日から3日間はいよいよ待ちに待ったカヌープログラムです。

さて、今日はカヌースクール。
那珂川カヌーステーションさんにお邪魔して、ツーリングに備えて練習です。

最初はなかなかうまく漕げなかった子も、練習するうちになんとか形になっていきます。

強い日差しの中の練習で、「暑い~」「疲れた~」の声があちこちから。

でも決して「もうやだ!」にはならず、ちょっと休んではまた練習を再開する子ばかり。

 「暑い~」「疲れた~」 のあとには、「でも楽しい!!」が隠れているようです。

リュウさんが言う、「道具を操る難しさと楽しさ」を感じ始めているのかな。

スクール後は思う存分、水遊び!その後はバスで移動し、キャンプ地の川原で
テントを建ててガスバーナーで簡単な夕食づくりです。

夕食を食べていたら…突然の土砂降り!

雨に備えずのんびりしていたみんなはパニックに!!
あわてて片づけ、今日はもうテントに入って早めに寝ることにしました。

バタバタっとしたおやすみなさいだったけど、ちゃんと休んでカヌーツーリングを楽しもうね。
おやすみ!

<ガッツ/石松健一>

8月6日 夏のガキ大将の森キャンプ(11日目)


茂木は久々の曇り/雨。朝から蒸し暑い天気です。

ガキ大将の森キャンプも10日間が経過しました。
みんな打ち解けて毎日元気いっぱい!

でも「時間を守れない」事が多くリュウさんの雷は毎日落ちています。

いつも言われる「段取り」を考えての行動。
1人1人は怒られる理由が分かっているのに集団(チーム)になると
遊んでしまう班、率先して行動する班の差が出てきました。

明日からの2泊3日カヌーキャンプに向けてリュウさんは
「お互いを思いやり、一生の友だちをつくって欲しい」とみんなへ語ります。

全国から縁があって集まった20人の仲間とお互いを深める旅。

今は良くわからなくても、心の引き出しがいっぱいになる旅に
立ち会えるのが楽しみです。

<アベちゃん/阿部容子>

8月5日 夏のガキ大将の森キャンプ(10日目)


今日はアジの三枚おろし2回目です。

炊事場のシンクにスノコを準備し、てきぱきとまな板代わりの牛乳パックを開いて、
ナイフとアジを持ってきたら、いよいよ三枚おろしに挑戦。

以前教えてもらった通りに慎重に捌いていきます。

前回は薄かったり、三枚以上になっていたアジの竜田揚げでしたが、
今回は無事に厚みのあるボリュームたっぷりの鯵フライになりました。

野菜嫌いや魚嫌いな子もいますが、自分たちで魚を捌いたりすることで、
少しづつでも嫌いな物をとって食べていく変化が見られます。

「食べられた」 「案外いける」
「ここでは当たり前に出て来るから普通に食べちゃう」
と、見ていてもそんなに苦手さは感じられない様子。

役割分担をしての調理の繰り返しとみんなで楽しく食事をする事で、
食欲も増してきているみたいです。

日程も1/3が過ぎて緊張もほぐれ、ソロのサバイバルキャンプも終わり
自信がついてきたかな。

キャンプはまだまだ続きます。沢山楽しみ、苦しみもみんなで乗り越えていこう!

<りえっち/中原理恵>

8月4日 夏のガキ大将の森キャンプ(9日目)


今日はみんなちょっと早めの起床。

リュウさんからの気球搭乗のプレゼントのためにみんながんばって早起きです。

グループごとに気球に乗っているみんなの顔はワクワク・ドキドキ・ビクビク!?

空の旅は気持ち良かったかな?

今日のグループワークは旗つくり。
まずは一人で旗のデザインを考え、その後はみんなでデザインコンテスト開催!

一人ずつみんなの前に立って、どうしてこのデザインにしたのかを発表しました。
ここでは、気球の時と違ったドキドキだったかな?

デザインの理由は個性豊か。

おぉ~。とみんな(スタッフを含めて)感心するデザインと、込めた思いがたくさん
あって、子どもたちの想像力の凄さを見ることができました。

僕がグループリーダーをしているワイルドチームは、ワイルド=野生ということで
百獣の王ライオンをモチーフにすることに決まりました。

どんなことにも立ち向かう勇気と強さを持っていこう!という思いを込めたようです。
いまは旗の下描きの時点ですが、迫力のある旗になっています!


旗の完成まで、あとわずか。
どのような旗ができるか楽しみです。


<スギちゃん/杉山 大樹>

8月3日 夏のガキ大将の森キャンプ(8日目)

ソロサバイバルキャンプ2晩目が明け、今日は4時起床。自分のテントや炉を片付け、ベースキャンプに戻ります。
シャワーを浴びたあと食べたのは冷やしうどん。自力で火をおこして食べたご飯と、どっちがおいしかったかな?

日中は交代で洗濯をしたり、宿題をしたり…とゆったり過ごし、夕方はみんなで温泉に向かいます。
迎えに来てくれたバスの中で温泉での注意事項を話そうとすると、「公共の場だから行儀よくする!」「騒いだり、うるさくしない!」と、何人かが先回り。昨年言われた内容を憶えていたようで頼もしい!!
そのまま温泉の食堂でいただいた夕食の時も、なかなか静か。まあ、これは一週間ぶりに見るテレビに釘づけだっただけかもしれないけど・・・。

食事の後半には、急な仕事で一緒に来られなかったリュウさんの分のご飯をかけた、「おかわり争奪じゃんけん大会」も開催。
久しぶりのお風呂と、お店で食べるご飯を楽しんで、みんなリフレッシュできた様子。

キャンプが始まって一週間。また明日から心機一転、元気に楽しくキャンプしていきましょう!!

<ガッツ/石松健一>

8月2日 夏のガキ大将キャンプ(7日目)

今日はソロサバイバルキャンプの2日目。

朝一番にリュウさんから出された課題は『改良・改善』。
昨日焚き付けで失敗して夕飯を食べ損ねた子や、テントの張り具合に問題がある子。独りになってそれぞれの問題点に気付き、良い方向に変えていこうという1日です。

みんなの様子を見守っているうちに、問題点に気付いて、試行錯誤している様子を何度も見ることができました。
例えば、焚き付けが苦手だった子は、風の方向を見るようになりました。風を遮るようにして体の方向を変えてマッチの火が消えないようにしています。
火加減の調節が少し苦手な子は、炉へ入れる枝の量やスピードをあれこれと変えてみながら燃やしています。

そんな一人ひとりの努力の成果か、ソロサバ最後の夕食の時間には、全員が自力で火起こし成功!食べられなかった子はゼロ!!やりました!!!

まだキャンプが始まってから一週間と少し。毎日を楽しみながらも、キャンプ技術だけじゃなく考える力にも成長がみられます。みんな、本当にすごいっ!

これからみんながどう変わっていくのか、乞うご期待ですっ!

<ムラ/飯村祥子>

8月1日 ガキ大将の森キャンプ(6日目)

今日は夏のガキ大将の森キャンプの最初(?)の難関、ソロサバイバルキャンプ(ソロサバ)の1日目。

僕の参加していた年のソロサバは1泊、マッチは1食分で30本もらえました。でも今年は2泊。しかもマッチは2日間でたった15本とシビアになっています。

たいへんそうだけど、僕にとってソロサバは1ヶ月キャンプの醍醐味。今年のソロサバに参加できたら楽しそう!正直、参加者がうらやましいです。

朝から自分の荷物の準備を始め、お昼を食べて13時30分に出発。今日と明日の寝床となる「カタクリの沢」を目指す!・・・の予定がみんなだらだらして準備が終わりません。これも段取り不足かな?

初日は明るいうちにタープを建ててから火をおこさなければいけないのに、スタートの遅れは大打撃。

結局、薪集めに手こずってしまった半数近くが火をおこすことが出来ず、ご飯が食べられませんでした。
…まあ、僕の時も同じようなものだったかも(^_^;)

明日は全員が火をおこすことが出来たらいいね。がんばれみんな!!

<オカリョウ/岡崎遼>

7月31日 ガキ大将の森キャンプ(5日目)

今年の食事サポートを担当させて頂くアベちゃんです、宜しくお願い致します。

今日はソロサバイバル(ソロサバ)前日。
最初にリュウさんによるロープワーク(ブルーシートのテント作り)説明。
棒の結び方、小枝ペグの作り方など全員真剣に聞いています。

早速みんなで巻き結びの練習開始!
「右を上に巻くの?」
「あれ?ほどけちゃう」と自分の指に巻いたり、お互いの腕に巻いて教え合いながらコツをつかんでいきます。

お昼は各自でご飯炊き。残念ながら今回は1名、ご飯を炊けませんでした。

食事中にリュウさんから「お米の神様」の話があり、「食べ終わったら飯ごうを見せなさい」と指示がありました。
みんな、1粒も残さないようスプーンできれいにご飯を取ります。しばらくすると、あちこちから「鉄の味がするー!」と声が続出!一所懸命になるあまり、力が入り過ぎてしまったようです。

明日から2日間、自分で作る寝場所で食べるご飯はどんな味がするのかな?
毎日成長しているみんなの力を信じて見守りたいと思います。

(アベちゃん/阿部容子)

7月30日 夏のガキ大将の森キャンプ(4日目)

初めまして!今年の夏のガキ大将の森キャンプのグループリーダー、スギちゃんこと杉山 大樹です。
よろしくお願いします。

今日はチーム名と班長・副班長が決定!チームの団結力が高まるかな?と思いきや、リュウさんのカミナリが落ちまくった1日でした。

最初のカミナリは、朝の宿題タイム。
宿題もそこそこにおしゃべりばかり・・・でカミナリ一発目。

そして本日のメインは火おこしプログラム。
個人が飯ごうで自分のご飯を炊くのですが、制限時間内にご飯が炊けなかったら・・・夕ご飯抜き。
夕ご飯のメニューはバーベキュー!絶対食べたい!!

みんな真剣に枝を拾い、火をおこしてご飯炊きに取り組んでいましたが、うまくいく子がいれば、そうでない子ももちろんいます。
制限時間が近づくにつれて広がる焦りの気配…

そしてついに制限時間終了!!

リュウさんがみんなの飯ごうをチェック。
結果は・・・3名は炊けておらず、1名は焦げてまっ黒。合計4名が残念!失格です。

この4人は本当にご飯抜き。みんな一所懸命取り組んでいただけに悔しそう。なぜ失敗したのか?次はどうする?などをノートに書き、次回の火おこしに備えます。

一方、ご飯炊きに成功したみんなは、鉄板を囲んでバーベキューを楽しみました。
楽しい夕飯で今日の締めくくり!・・・のはずが、食事の片付けとシャワーや歯磨きなどで1時間以上も予定オーバー。
ここで今日一番大きいカミナリどっかーん!!

段取りと時間配分の大切さを痛感したのか、これからはしっかりがんばると約束していました。

明日も昼食からご飯炊き。再挑戦して、全員が自分で炊いた美味しいご飯を食べられるようにがんばりましょう!

<スギちゃん/杉山大樹>

7月29日 夏のガキ大将の森キャンプ(3日目)

こんにちは、夏のガキ大将の森キャンプOBで、今年はグループリーダーとして参加しているオカリョウこと岡崎 遼です。

リュウさんの「ご飯炊けなかったら朝飯抜き!」宣言から1日。どうなることやらと思っていたご飯炊きはなんとか無事(?)に終わり、みんなご飯を食べることができました。

ご飯前にリュウさんから話されたのは、「段取り」の大切さ。ご飯を炊くにも、炉を作ったり薪を集めるなどの下準備がきちんとできてこそ、成功しておいしいご飯を食べることができるんです。

そしてご飯を食べた後、森ウォークに出発です。
ハローウッズの森の中をリュウさんと探索、樹冠タワーにも登りました。「高くて怖~い!!」などと言いつつも全員で登り、素晴らしい景色を堪能しました。

夕飯を食べ終わると・・・リュウさんから「明日の夕飯は1人ずつ、自分の力だけでご飯を炊けなかったら夕飯は抜き!!」との宣告が!
(ちなみに我々スタッフも!)

一気に場はピリッとした空気に。さて、明日は全員で夕飯が食べられるのか!?


<オカリョウ/岡崎遼>

7月28日 夏のガキ大将の森キャンプ(2日目)

はじめまして、こんにちは。
今年の夏のガキ大将の森キャンプのグループリーダーの一人、ムラです。

31日間を楽しく過ごせるように、参加者のみんなをサポートしていきたいと思います。

さてキャンプは2日目。

一人ひとりナイフをもらって箸づくりと、グループでの火おこしをしてご飯を炊きました。


去年の火おこしの失敗の悔しさからでしょうか、続けて今年も参加の子は、
初日のテント建てを終えると同時にコツコツと枝を集め、リベンジに闘志を
燃やす…

そして初めての参加者もそれにつられて枝を集めだす姿が
目につきました。

そして待ちに待った?火おこしの時間。

リュウさんから、着火材になるスギっ葉と枝を集めてこい!との指示。

一斉に森の中を走り回って足りない分の枝を集めます。

そしてリュウさんから集合の声が!

今回の枝の集まり具合をみてリュウさんがつけた点数は…


85点!!


まあまあ、かな?

今日は無事に火がおきて、ご飯を炊くことができました。

しかし、急に空が暗くなり、突然の雷雨。雷が鳴る中での夕食後、リュウさんから、

「明日は7時までにご飯を炊き上げられなければご飯抜き!!」との発表が!

明日の朝食はみんな揃ってご飯が食べれるのか!?


(ムラ/飯村祥子)

7月27日 夏のガキ大将森キャンプ(1日日)

初日の夜を迎え、いまはみんなぐっすり寝ています。
ちょっと緊張しているのかな?という子もいれば、
いきなりのびのび自由奔放な子も。


20人、それぞれの顔をとりあえずは見せてくれた初日でした。

3つのチームにわかれていますが、いまのところ
このキャンプのリピーターたち、特に年長者たちが
リーダーシップを見せてくれています。


これからキャンプが進むにつれて、
どんどん見えてくるだろうみんなの個性。

個性が混じり合って、それぞれのチームはどう進んでいくのだろうか。
そんな変化を見守っていきたいと思っています。


キャスト:ガッツ

7月26日 夏のガキ大将の森キャンプ(前日)

いよいよ第11回目のキャンプが明日からはじまります。
今年は27名の仲間でキャンプをしていきます。
また沢山の方々にもサポートしていただけます。

準備でベースサイトに行くと思わず「ただいま」と
自然に言葉が出てきそうに…。
はやくみんなとキャンプがした~い!!

どんなキャンプになるのか楽しみです。
沢山遊んでけんかして、泣いて笑っていきましょう。

キャスト:りえっち(中原理恵)



2012年の夏のガキ大将の森キャンプ、いよいよ前日を迎えました。

炎天下の中で準備に追われ、バタバタしながらもこれからの
1ヶ月に思いをはせています。


新しい仲間たちが明日ここに集まり、みんなでつくり上げていく1ヶ月。

遊びもトラブルも、全部ひっくるめて楽しんでいきましょう!

キャスト:ガッツ(石松健一)

3月31日 春のガキ大将の森 キャンプ (7日目)


キャンプ最終日。

サンドイッチを食べ、みんなで行う調査も最後。
ゲーム感覚で、自分の記録に挑戦しています。

100㎞ウォークを終えた影響はというと、早いもので、
ほぼみんな足の疲れはひきずってない様子です。

自分の荷物をまとめ、昼食の下ごしらえ、テントと寝袋の撤収と、
着々と帰る準備が進んでいきます。

歩ききった自信に加えて、毎日の繰り返しの準備や片付けが
身に付いています。

そしてクロージングセレモニー

1人づつ感想を述べてくれました。

「初めは歩けないかと思った。」
「みんなで一緒に歩いたから楽しく歩けた。」
「みんなが応援してくれて嬉しかった。」

いろんな声がありました。
でも、やっぱり1人ではなく
「みんなと一緒だったから達成できた。」が多く聞こえました。

1週間のキャンプ。初めは長いかなと思いましたが、
でもあっという間に終わってしまいました。

みんな最初から仲良くって、沢山ご飯も食べたね。
そんな仲間と楽しさが数倍にもなったキャンプを
一緒にできてうれしいです。

無理って決めつけないで、また色々なことにチャレンジしていこう!

またね!!

キャスト:りえっち


1週間のキャンプも最終日。
ウォーク前日の移動日もあったので、そのうち4日間を
ハローウッズの外で過ごしたこともあってか、
本当に「あっ!!」と言う間の1週間でした。

ウォークでは、僕はテント撤収などのサポートを終えてから
みんなと合流して歩く、という役割。

お昼御飯のあとから合流、が多かったため、
100km全部ではないけれど、頑張って歩いている皆と
同じ景色を見ることができました。

最後尾から皆を見ていて思ったのは、「本当に仲がいいな」ということ。

遊びあっていたり、励ましあっていたり。
100kmを歩くのは自分自身の足で歩くしかない。
けれども、1人ぼっちで歩いている人は誰もいませんでした。

それは僕に対しても一緒。

遅れがちな子と一緒に最後尾を歩いている僕の持つ無線機には、
前を行く子たちからの

「がんばれー!がんばれー!ガッツも頑張れー!!」

の声が何度も何度も入ってきました。

僕よりずっと長い距離を歩いているのに、そんな声をかけてくれる
みんなの気持ち、とっても嬉しかったです。

歩いている時もキャンプしている時も、本当に仲の良さが
よく感じられるキャンプ。

本当に楽しそうな顔で過ごす皆の顔が、とっても印象的なキャンプでした。

こんな楽しいキャンプ、これからももっともっと
みんなと一緒にしていきたいです。

みんな、待ってるよ!!

キャスト:ガッツ


100km完歩したみんな。

自信に満ちた顔をしている。

今回は、サポートするというスタッフだったから、
みんなが100kmをどんな風に歩いたかわからない。

でも、スタートする時、お昼休憩の時、宿泊地に
ゴールした時のみんなの顔から、頑張って一歩一歩
自分の足で歩いていることがよくわかった。

ご飯を手渡す時、足のマッサージをした後に自然にでた

「ありがとう」

の言葉。とってもうれしかった。

これからも、自分の気持ちが自然に口から出てくる。
そんな素敵なみんなでいて欲しいと思います。

ハローウッズに顔を見せに来てください。

ひとつ進級したみんなの笑顔が見られるのを楽しみにしてます!

キャスト:カズ


みんな最初は無理と言っていたけれど、
しっかり歩くことができました。

自分自身、一緒に歩いてみて、
みんなより大人で体力があるから
余裕もあったと思います。

そう考えるとみんなはすごい!

最初から無理と決めつけるのではなく
挑戦することの大切さを学ばさせてもらいました。

みんなと楽しく歩けて良かった!!

スタッフ:ケイタ

3月30日 春のガキ大将の森キャンプ(6日目)

無事、100kmウォークを歩ききり一晩あけたキャンプ6日目。

今朝の起床は、少し遅くまで寝ていたい!と言う意見もありましたが
予定通り6時起床。

「3日間早起きしていたから、きっと早く目が覚めるぞ!」という
リュウさんの期待もありましたが・・・・。

さすがに疲れたのでしょう、6時になっても誰も起きてこない・・・
15分だけ待ってテントに声を掛けに行きました。

みんな、すんなり起きてきて、日課の体温測定や
健康観察もこなします。

ウォーク中はスタッフが準備していた食事も、子どもたちが
メインでつくります。

食事もにぎやか。ウォーク中はのんびり食事をする時間も
なかったのでその反動か、とても楽しそう。

そんな中、リュウさんから一言。
「おなかがすいてしょうがない時に好き嫌いとかしないだろう。
ウォークの時だって、俺だって行動食を食べながら歩いていたが、
食事が取れる決まった場所までいかなきゃ何も食べられない。
となれば、もっと真剣に歩くだろ。」

「何事に対しても、もっとハングリーにならなきゃダメだ。
食事だけでなく勉強に対してもそう。本を読むこと。知識を増やすこと。
今のみんなの年代にやるのが一番大切だし、効率もよい」

リュウさんの思いを真剣に受け止めた10人のみんなでした。

朝食を済ませた後は、ウォークの振り返りで作文を書きました。

まじめに原稿用紙に向かっていながらも、いろんなことを思い出し
ながら話しながら書いています。騒いでいると言う感じではなく、
よい感じで笑いが絶えない時間でした。

午後はお楽しみの時間。クラーネに、クラフトに、前庭での野球と
分かれて楽しみました。

いよいよ、最後の夕食。メニューは「チキンステーキ&チャーハン」

鉄板で豪快に作るメニューなのですが・・・・

な、な、なんと、今回のキャンプはじめての「火おこし」。

ガッツからレクチャーがあり杉の枯葉や小枝を集めに行きます。
そして火種として渡されたのは「マッチ1本」。夏のガキ大将の森キャンプ
経験者は、半年前にはこれで火おこしにチャレンジしています。

マッチを手にしたのはアクア(池田愛久亜君)。
難なく杉の枯葉に火を移し火は大きくなってゆきます。

鉄板を囲みみんなで協力してつくり、夕飯を楽しくおいしくいただきました。


100km歩ききったみんなが、どんな宝物を手にしたのか。

自分はサポートのため、一緒に100km歩くことができず、
少しうらやましいなと、嫉妬をしながらこれを書いています。

キャスト:カズ(永瀬和久)

3月29日 春のガキ大将の森キャンプ(5日目)


いよいよウォーク3日目、ゴールの日です。
今日はちょっと遅く、5時起床。朝ご飯の雑炊を食べて、
6時45分にスタートです。

2日間歩いてきた自信に加えて、ゴールの楽しみからか、
「今日は距離短いから平気だよー。26キロだもん」
なんて声も聞こえてきます。

予定では確かに26キロだったのですが
実は、今日歩く距離は約30キロ。

昨日のコース上、道路工事期間延長のために通行できない
箇所があったため、別ルートを通ったら予定より4キロ短くなって
しまったのです。それでその分を合わせて今日は30キロというわけです。

このままでは100キロに届かない!その帳尻を合わせなければなりません。
大丈夫かな…と思いつつ、キャンプ地から送り出しました。

テントたたみなどのサポートを終え、お昼ご飯で合流。

チキンカツ弁当を食べながら感じたのは…なんだかみんな
テンション高い!!

昼食後に歩き出してからも、チャンバラをしながら歩いたり、
リュウさんから借りた無線機を使って遊びながら歩いたり。
まだまだ元気じゃん!…と最初は思ったけど、そうではなかったみたい。

よく見ると、みんなそれぞれ、すこしだけだけれど歩き方がギクシャクしてる。
それはそうだ、もうここまでで90キロほど歩いてきてるんだから、
疲れていないわけがない。

テンションをあげて、歩くための元気を絞り出しているのでしょう。

そんな姿とともに印象に残ったのがもう一つ。

ところどころでリュウさんが話してくれる、和紙の材料になるミツマタや、
お正月飾りに使われるミズキという木のことや、落ち葉を買い取って
肥料を作るという町の取り組みの話など。

そんなときには、遊びもピタッと止まって耳を傾けていました。

ツインリンク手前から、ゴールまであと少し。
遅れがちの子に対する「頑張れ~」の声かけが増えてきます。

そしてハローウッズ手前の階段をみんなそろって登った先で、
ハローウッズのキャストたちがゴールテープを用意してお出迎え。

やっぱり最後はこれでしょう、みんな並んで「せーの!!」でゴール!!!

3日間、合計101キロのウォークを、全員いっしょに達成です!!

その夜、ゴール記念の豚しゃぶパーティーをしながら一人ひとり、
ウォークの感想を話してくれました。

口ぐちに出たのは、「自信になった!」という言葉と、
「辛いとき、励ましてくれる仲間がいたから頑張れた!」という言葉。

自分に対する自信と、周りの人の大切さを、それぞれがそれぞれの思いで
感じることができた3日間のウォークになったようです。

パーティーではすごくはしゃいでいたみんなも、片づけ終わったら
あっという間に眠そうな顔に。テントに入ってから寝息が聞こえてくるまで、
本当にあっという間でした。

みんな、ウォーク制覇おめでとう!よく頑張った!!!

キャスト:ガッツ

3月28日 春のガキ大将の森キャンプ(4日目)

ウォーク2日目。

今朝は4時45分くらいに起床して、体温を測ってあわただしく朝ご飯。

なんだか今日は、昨日より食の進みが悪いかな?

まあ起き抜けっていうのもあるだろうけど、
疲れが食欲に影響してるかも…。

ちょっと心配しながら、出発するみんなを見送りました。 

そのあと、キャンプ地のテントを片づけてからサポートカーで
みんなと合流したのは約3時間後。

おにぎりを渡したら、早速その場で食べる子も。

10キロちょっと歩いてきて、お腹がへってきたのかな。
その姿を見て、ちょっと安心!!

みんなのサポートで動いていたために所々でしか様子を
見られなかったけれど、その後は足の痛さを訴えながらも、
なんとかペースを守って歩いている様子。

心配していたにわか雨も、「パラッ」と来ただけで終わって、
また太陽が戻ってきました。

そして最後の5キロくらいでみんなと合流し、一緒に歩くことに。

まだまだ元気そうにはしゃいでいる子もいれば、本当に
足が痛そうで、ちょっと進んでは休み、進んでは休みしている子も。

それでも何とか歩ききり、2日目ゴール!!

・・・・したその直後から、元気そうに見えていた子も
突然足を引きずって、元気のない様子。

ゴールで気が抜けたみたいです。 

見た目に出る子出ない子がいるけれど、2日で約75キロ歩いてきた
ダメージは確実に全員に蓄積されています。 

夕ご飯のクリームシチューライスはお代わりする子も多く、
しっかり食べていました。

そして温泉で身体を休めてしっかり眠り、
明日、いよいよウォーク最終日を迎えます。

距離こそ短いけれど、きっと一番大変な1日になるはず。

みんな、最後までがんばって、楽しんで歩こうね!!

キャスト:ガッツ

3月27日 春のガキ大将の森キャンプ(3日目)

こんにちは。

第2、3回の夏のガキ大将の森キャンプに 参加していたケイタです。

当時は4、5年生でしたが、今春、大学生になります。
時間が経つのは早いですね。 

久しぶりに来て僕が参加していた時と比べて
ベースキャンプの 変化にはとても驚かされました! 

今回はみんなのサポートをさせていただきます。
よろしくお願いします。

100kmウォークが始まりました。

初日は37.2kmを歩きます。 みんな4時45分に起き、体温を測り、
朝ごはんを食べました。

6時に出発!

最初はみんなまとまって歩けてましたが…
だんだん遅れてくる子もでてきました。

でも、昼ごはんの場所が近づくにつれて 前のほうにまとまった様子。

昼ごはんを食べた後のウォーク後半には、
数人が土手で競争していました。
他の子もしゃべったり、ちょっと悪ふざけもあったり。

37.2kmの長い距離なので、そのせいもあってか
疲労で遅れてくる子もでてきました。

「もう無理」と言っている子もいましたが、 みんなが「がんばれ」と応援。 

そして6時過ぎに到着。 晩ごはんもお腹いっぱい食べて、お風呂に行きました。

お風呂の営業終了時間寸前というちょっとしたハプニングがありましたが、
でた後にマッサージとバンテリンを塗って明日にそなえました。

テントに戻って体温をはかり今日は就寝。 

みんながんばって歩いたね。お疲れ様。
明日は少し長くなるけど大丈夫かな。

スタッフ:ケイタ(堀井敬太)

3月26日 春のガキ大将の森キャンプ (2日目)

ウォークに向けての準備が始まります。
出発日好天。朝ごはんの前に気球に乗る事もでき、寝袋を干し、心とからだ調査もしてみんな朝から元気です。

昨日の夕食の片付けでは、かご一個分の食器を丸々洗うのを忘れ、ベースサイトから炊事場までもう1往復しましたが、今朝はそんなことはなく完璧に終えました。
行動食を分け、荷造り、積み込みもあっというまに終わり、体力温存…かと思いきやおっかけっこが始まるほどです。

そんなに元気なのもよく食べて、よく寝るから。
ほんとにみんなたくさん食べます。準備であまり動いていないのもあり、お昼ご飯は減らなかったものの、大洗で夕食のトマト鍋はご飯共に完食!

いよいよ明日は100㎞ウォークスタート!なんと朝は4時半起き6時スタートです。
明日の朝ごはんも、もりもり食べて頑張って歩こうね!!

キャスト:りえっち

3月25日 春のガキ大将の森キャンプ(1日目)

キャンプ初日です。

東京集合、宇都宮集合、現地集合の参加者全員が揃い、キャンプが始まりました。


不安な子もいたと思いますが、始まったらみんな仲間。
みんなでテントを立て終える頃には、緊張もほぐれています。

そして、100㎞のウォークの基準となる1㎞を歩き、どれくらいウォークで時間がかかるのかみんなで考えます。
森の探険の途中で、この1週間自分で使う箸の材料も調達してきました。


ベースキャンプに戻り夕食の下ごしらえとナイフを使ってサクラの枝で箸を作りました。
自分好み?なちょっと太い箸の子もいましたが…。


明日から100㎞ウォークに向け準備出発です。
大変だと思います。
でも、「歩くとき朝早くて起きられるかなぁ~」という子に、みんなと一緒だから大丈夫だよというと、「それなら大丈夫だね」という声がかえって来ました(o^-^o)


1人で歩くよりみんなでのほうが楽しい!そして完歩したときのうれしさは、数倍うれしいと思います。
みんなで頑張っていこう!!

キャスト:りえっち(中原理恵)

3月24日 春のガキ大将の森キャンプ(前日)

「春のガキ大将の森キャンプ」、前日を迎えました。

今回の参加者は10人、スタッフ5人の総勢15人。

参加者の中には、今回が始めてのキャンプ参加の子もいれば、夏や冬のガキ大将の森キャンプにも参加していた子もいます。
男の子も、女の子も。
小学生も、中学生もいます。
それぞれ住んでいる場所もさまざま。

そして、そこに僕たちスタッフも加わります。
今回は、夏のガキ大将の森キャンプ第2回目と第3回目に参加したOBのケイタが、スタッフとして京都から手伝いに来てくれています。

そんなみんなで作り上げていくこのキャンプ。
いったいどんなキャンプになっていくのでしょうか。

春のガキ大将の森キャンプは明日から6泊7日。いよいよ始まります。

キャスト:ガッツ(石松健一)

1月9日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 3日目(最終日)

この日もまずは係留気球!昨日から新たに3名参加し、
みんなで協力して気球を準備します。

男の子たちは昨日に引き続いて気球のサポート、その間に女の子たちで
朝食の準備を進めます。

気球の準備は・・・さすが!!昨日も同じことをやっているだけあって、
みんなの動きもよくスムーズに進んでいきます。

参加年は違えど、全員が30泊のキャンプの中で「繰り返しやる」ことを体験している。

その経験が、こういった姿に現れるんだなあ・・・と感心してしまいます。

無事に3人の搭乗を終え、「全員で集合写真撮るよ!」と女の子たちを
呼びに行った頃にはちょうど朝食作りもほぼ完了。うーん、いいチームワーク!!

朝食のあとは、全員でクラーネ体験!

26名がずらーっと並んで、次々に飛んでいきます。

クラーネが初めてでちょっと緊張している子、高いところが苦手でガチガチな子。
そして、サポートのために間に入っているスタッフが飛ぶたびに、あれやこれやと
手を尽くして途中で止めようとしたり・・・。

みんなそれぞれ、思い思いに楽しんでいる様子。

帰ってきたら、いよいよキャンプは終わりに近づきます。

みんなで協力して、2泊したテントを撤収します。

こちらもテント建てのときと同様、なかなかスムーズ。ごくごく一部、

「あいつが手伝わない!俺ももうやらねぇ!!」

なーんて不穏な空気が流れたりもしましたが、それも一瞬。

まわりの子達がてきぱき動く姿に刺激を受けたのか、結局どちらからともなく撤収再開。

こういったことも、たくさんの世代が集まる同窓会ならではのいいところなのかな、
と思います。

そして昼食を食べ、いよいよ最後、クロージングセレモニー。

みんなそれぞれ、このキャンプの感想を発表してくれました。

また、リュウさんがみんなに対して思っていることやみんなに対する想いを改めて
熱く語る姿を、全員が真剣な面持ちで聞いていました。

10回おこなってきたガキ大将の森キャンプ、その初めての同窓会。

10年間の参加者が一緒のキャンプに集まって、あっというまに「チーム」になって。

そしていま、みんながきっと同じような気持ちで、それぞれの心にリュウさんの言
葉をしみ込ませていく。

本当にいい仲間たちだなぁ・・・と、しみじみ感じ入ってしまいました。

みんなからも、くちぐちに「また同窓会キャンプをやってほしい!」と声が上がりました。

10回目にしか関わっていない僕にとっても、「ガキ森の先輩たち」にたくさん会えた
うれしい機会でした。

今回来てくれた子も、残念ながら来られなかった子も。またたくさん集めて、
2回目の同窓会キャンプを開きたいと思っています。

みんなまたその時に!
・・・というか、それを待たずにでも、どんどんハローウッズに遊びに来てくださいね!!

(ガッツ/石松健一)


無事同窓会キャンプが終了しました。

お集まりいただいた皆様ありがとうございます。
そしてなによりも、保護者の皆様、温かく見守っていただきありがとうございました。

夏の30泊31日キャンプに比べ、2泊3日という日程はとても忙しく、
時間がとても短く感じました。

あれもやりたい、もっといろいろ話したい、夏にまた一緒にキャンプがしたい、
いっぱいやりたい事はあります。しかし、久しぶりに変わったけれど変わらない
みんなに会えてよかったです。

ご希望にもあったように、又次回企画してご連絡させていただきたいと思います。

(過去スタッフ含め)今回参加できなかった皆様、
都合が合えばご参加いただけたら幸いです。

ご連絡のつかなかった方、キャスト日誌お読みの際には
ご連絡いただければと思います。

そして、夏にも是非ガキ森に顔見せてください。

それではまた皆様にお会いできる事楽しみにしております。

(りえっち/中原理恵)

1月8日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 2日目

やっと空が明るくなってきた朝、みんなで係留気球の準備を始めます。

気球を懐かしそうに見る子たちや前とちがう!と驚いている子たち、
色々いますがみんなの手をかりて、あれよあれよという間に
気球が立ち上がっていきます。

気球搭乗も作った朝食も食べ終わると次はクラーネとリュウさんと行く
HWの里山ウォークです。

みんなで一緒にクラーネスタート地点のカブトムシの丘に行き、
リュウさんから話をききます。

そして太い木が切りたおされるのを見て・・・。
言葉のひとつひとつにリュウさんの子どもたちへの想いが詰まっていて、
みんなとても真剣な顔で耳を傾けていました。

リュウさんの話が終わると二手に別れて別々のルートへ、僕はクラーネの案内です。

みんなクラーネは体験者とおもいきや一人がやってないよとてをあげました。
そうすると周りのわかっている子たちが色々なところでアドバイスをしてあげ、
最後まで誰一人と途中で止まることなく無事に終わることができました。

午後になり夕食の準備、魚と大きな丸鶏を捌いていきます。

まずは魚捌き。個人で夏のキャンプの時に渡されたナイフを使い、
夏には鯵ですが、レベルアップして身がやわらかくて捌きにくい鰯!

これは悪戦苦闘するかな?と思っていたら、みんなするすると捌いて刻んでいきます。
「もう捌くのないのー?」なんて余裕な声もあがってきました。

次に大きな丸鶏も捌いていきます。

これは年度ごとに経験が違うため「わからないよー」「どこから切ったらいいの?」と
不安な様子。

3グループに分かれてそれぞれ僕たちがアドバイスをしながら丁寧に
捌いていきました。以前捌くが怖く泣いてする事ができなかった子にも変化が。

「ちゃんと捌いて、おいしくいただくからね。」

横で聞いていて食べる事の大切さ、その事が心に響いている事に
改めて感動しました。

捌いた鰯はつみれに、鶏肉はネギと一緒に焼き鳥にして、骨はお鍋のだしに、
余すことなく使っていきます。

ここで参加者ほぼ全員の総意で温泉に行くことに、みんな懐かしの温泉、四季彩館へ!

丁寧に刻んでくれた鰯は僕が美味しいつみれに変身させておきます。
行ってらっしゃ~い!

その後の夜の時間は新しく2日目から参加した子どももいるため、
またスライド観賞です。

子どもたちもリュウさんも話すことが尽きなく、ずっ~といい笑顔で話しています。

成人間近の参加者と小学校4年生と年齢層がとっても広い中みんな同じ経験をし、
同じ時代を生きる仲間そんな人の輪が僕は素直にうらやましいなと感じました。

・・・でもそろそろ寝ないと明日がつらいよ?

おやすみなさい。

(なかむー/中村孝司)

1月7日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 1日目

昨年夏、夏のガキ大将の森キャンプは10回目を迎えた。
そして今冬、夏の参加者での同窓会キャンプを開催する事になりました。

過去参加者は述べ135名。10年もたつと、1期生最年長者は
24歳にもなります。

また、昨年10期の最年少者は9歳で、年齢は違えど共通の体験をし、
一緒に話した時には変わらない仲間として話ができる事でしょう。

同窓会キャンプの案内を出しましたが、住所が変更等で残念ながら
ご連絡が付かない方もいらっしゃいました。しかし、返信をいただき、
今回キャンプに参加してくれるみんなは、32名となりました。

そして1期からのスタッフのチーちゃんとヨウコも、また、
9期にスタッフで参加してくれたカジもきてくれます。

つぎつぎと集まって来てくれたみんなと顔を合わせると、
変わったようでもしっかりと覚えています!

今回のプログラムは希望をとって、夏に行った事にもいろいろ
再チャレンジしていただきます。

まずは、グループに分かれテントを立てます。

テントのタイプも回数、年を重ねるごとに代わり、
最初の期の参加者は立て方がよくわかりません。

しかし、近年の参加の子たちと一緒にアットいう間に立て終わります。

そして、今日のメインプログラムの「ソロ火おこし」。
火おこしの材料を自分で調達し、一人ひとりのカマドで準備、
マッチで火をつけ飯盒でのご飯炊きに挑戦します。

ベースキャンプ周辺に材料調達にみんな散っていき、着々と下準備をしていきます。

カマド場では・・・

「足りるかな~?」

「今回はちゃんと炊けるかな~」

「・・・・・・・」

「明日の分もいる?」

「俺達の時はこれやってないよ~(>_<)」

いろいろな声が聞こえてきます。

その時、駐車場にスポーツカーが登場。
1・2・3期生のアッシーがきました。

21歳にもなり、就職活動中ですが、顔を出してくれました。
アッシーに、「貫禄あるな~」と驚く子もいます。

ちなみに、3期生のサトも19歳になりバイクで来ています。

そして、火おこしのやった事の無い子も経験のある子に教えてもらったり、
燃料の少なかった子も多い子が分けてくれたりで、無事全員ご飯が炊きあがりました。

「マッチ1本しか使ってないよ。」「前は失敗して炊けなかったけれど、
今回は上手に炊けたよ」など変化もあったようです。

いつものように、「姿勢を正して、いただきます!」の掛け声で夕食スタート。
みんながナイフで切り物をしたカレーも、炊いたご飯もしっかりとなくなり、
片付けでも飯盒もピカピカに洗い終わりました。

その後、夜の時間は年度ごとにまとめたスライド観賞です。
2002年から2011年まで10年間の写真は莫大な量です。違う年度の参加でも
話は通じます。

今回来れなかった人の話や、その時のつらい状況や楽しかった事など、
いろいろな話が思い出されます。

消灯になり、年長者はリュウさんとお座敷で座談会に・・・。

明日朝は係留気球です。

まだまだみんなと話したいところだけれども、つづきはまた明日。

おやすみー。

(りえっち/中原理恵)

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