8月14日 夏のガキ大将の森キャンプ(19日目)


いよいよ明日からのみんなでサバイバルキャンプ(みなサバ)に向け準備開始です。


さらに、夜には花火の祭典。バイクのパレードに参加するため、
今日はやらなければならない事が山ほどある忙しい一日です。


みなサバ準備では、チームごとに持ち物、目標、役割を考えます。
ソロサバイバルキャンプ(ソロサバ)、カヌー旅、普段のキャンプ生活などの経験から
必要なものをチームで考え、どんどん備品表に書き込んでいきます。

たくさん考えたからばっちり!といきたいのですが、抜けちゃっている物も…。

なんと、生きる為に必要な「水」がないグループがあります!!


水が無いと、飲み物もご飯も炊けません。

そんな重要な「水」ですが、普段の生活では蛇口をひねればすぐ出てきます。

しかし、ベースサイトは水道が引かれていないため、ポリタンクを持って
百八段の階段を往復して運んでいます。

水運びの大変さを繰り返し味わってきたからか、一週目の掃除・水汲みの
役割では聞こえてこなかった「水使い過ぎだよ!もったいない!」の声が、
ここ最近ではちらほらと聞こえてきていました。

まして、今回行くみなサバエリアは車で入っていくことができません。

備品などは途中まで車で運び、そこからは背負子などを使って人力で
運び入れます。

食材や水が当たり前のようには手に入りません。

日からのみなサバで火がつくか、そしてご飯が食べられるかどうかを
不安に思うあまり、大切な「水」への意識は薄れてしまったのかもしれません。


備品を揃えておかないと火がつかない!食事がとれないかも!?
という緊張感のある一日でしたが、なんとか準備を終えました。

そして夕方には花火の祭典でのイベント、バイクパレードの練習をして、
満員の観客席の前でバイクの腕を披露。

みなサバへの緊張は、バイクを操る緊張や楽しみ、そしてキレイな花火の
驚き・感動にかわっていったようです。


いよいよみなサバがはじまります。

練習の成果を生かし、みんなで火をおこしてみなサバを楽しもう!

<りえっち/中原理恵>


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