いよいよ明日からのみんなでサバイバルキャンプ(みなサバ)に向け準備開始です。
さらに、夜には花火の祭典。バイクのパレードに参加するため、
今日はやらなければならない事が山ほどある忙しい一日です。
みなサバ準備では、チームごとに持ち物、目標、役割を考えます。
ソロサバイバルキャンプ(ソロサバ)、カヌー旅、普段のキャンプ生活などの経験から
必要なものをチームで考え、どんどん備品表に書き込んでいきます。
たくさん考えたからばっちり!といきたいのですが、抜けちゃっている物も…。
なんと、生きる為に必要な「水」がないグループがあります!!
水が無いと、飲み物もご飯も炊けません。
そんな重要な「水」ですが、普段の生活では蛇口をひねればすぐ出てきます。
しかし、ベースサイトは水道が引かれていないため、ポリタンクを持って
百八段の階段を往復して運んでいます。
水運びの大変さを繰り返し味わってきたからか、一週目の掃除・水汲みの
役割では聞こえてこなかった「水使い過ぎだよ!もったいない!」の声が、
ここ最近ではちらほらと聞こえてきていました。
まして、今回行くみなサバエリアは車で入っていくことができません。
備品などは途中まで車で運び、そこからは背負子などを使って人力で
運び入れます。
食材や水が当たり前のようには手に入りません。
日からのみなサバで火がつくか、そしてご飯が食べられるかどうかを
不安に思うあまり、大切な「水」への意識は薄れてしまったのかもしれません。
備品を揃えておかないと火がつかない!食事がとれないかも!?
という緊張感のある一日でしたが、なんとか準備を終えました。
そして夕方には花火の祭典でのイベント、バイクパレードの練習をして、
満員の観客席の前でバイクの腕を披露。
みなサバへの緊張は、バイクを操る緊張や楽しみ、そしてキレイな花火の
驚き・感動にかわっていったようです。
いよいよみなサバがはじまります。
練習の成果を生かし、みんなで火をおこしてみなサバを楽しもう!
<りえっち/中原理恵>