8月11日 夏のガキ大将の森キャンプ(16日目)


今日と明日はみんなが楽しみにしているバイク教室。

各日10名ずつ、ツインリンクもてぎ内の施設、
アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP)で1日みっちり習います。

ASTPの先生と、子どもたちとペアを組むボランティアの方にご挨拶。

みんな緊張しているの?表情が固い!声が小さい!

準備体操をしてプロテクターを装着。

くるぶしガード、肘と膝ガード、肩から上半身のプロテクターにヘルメットとグローブ姿。

初めての格好にお互い笑い合って緊張が溶けてきたかな?

いよいよバイクに乗り真剣な眼差しで先生の話を聞きます。

最初はペアの方にバイクを押してもらいブレーキ操作の練習。
(ボランティアの方にはこれが1番ツラい!仕事です。)

手元を見てしまい蛇行する子、ブレーキを使えず足で止めてしまう子。

どうしても怖い気持ちが消えない子。

ペアの方に教わりながら、次はエンジンを掛けて本走行開始です!

エンジンはキック式なので身体が小さい子はなかなか始動できません。

ペアの方も「がんばれ!」と見守る事しか出来ず、最後には3名の大人が
ハンドルやバイクを押さえ、蹴る事だけに専念しました。

炎天下の中ようやくエンジンが掛かった時、拍手と大人達から「やったな!」と
次々に頭を触られ(叩かれ)ヘルメットの中で大粒の汗を流しながら嬉しさと
照れくさそうな、とても良い笑顔を見せていました。

午後は曲がる練習をして最後に「ツーリング」へ出発。

ペアの方とみんなで20台の場内1周、ASTPを出て一般のお客様の前を走る
みんなは立派な「ライダー」の顔です。

今日の感想は全員が「楽しかった!また乗りたいっ!」と大満足。

「自転車より簡単だった」なんて発言もありました。

バイク教室はここ数年お手伝いしてきましたが、みんなが「初めてバイクに乗る」事の
お手伝いが出来る事は本当に嬉しい!

でも同時に、「バイクは安全に乗れば怖くない」事を教える責任感で毎年緊張します。

最後にペアの方に挨拶した時の笑顔と大きな感謝の声。

この気持ちを忘れず後半もみんなで乗りきろうね!

<アベちゃん/阿部容子>

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