8月20日 夏のガキ大将の森キャンプ(25日目)
ウォーク1日目。
今日から3日間かけて、ハローウッズを飛び出し、
大洗までの55.5Kmの道のりを歩ききります。
そして、今日は宿泊するキャンプ地までの約15Kmの道のりを、
グループごとに歩きました。
朝4時。テントの前に人影が…と思ったら、
「ジャーン!!!」
というドラの音がベースキャンプ中に轟きました。
リュウさんの力強いドラ叩きがテントの数だけ続きました。
もちろん、みんなすぐに飛び起き、全員揃っての起床でした。
しかし、5時出発予定のはずが、なんだか行動が
ダラダラしていて30分遅れての出発。
出発して数分後、ワイルドとレッドサンダーが追い越し追い越されの関係を
保ちながら先頭を進みました。
遅れてツリーズ。
見ていると、どのグループが先に着くのか順番が気になっている様子。
でも、仲間の一人が重い荷物を持っていて、
「重いよ―」
と何度か口にだしていても、心配する素振りはなく、
仲間に声が届いていないみたい。
何日間も辛いこと、楽しいことを共有してきた仲間同士なのに、
仲間を思いやる気持がまだちょっと足りていないような印象を受けました。
でも、さすがの初日はみんな足取りが軽く、ほとんど休憩も取らずに歩き続け、
予定よりも早い昼食前に2チームがゴール。
その後、休憩を挟む事無く、素早くテントを建てる姿がありました。
今日はみんな早いっ!とスタッフみんなも関心していました。
しかし・・・、早く着いて時間に余裕がありすぎて気が抜けてしまったのか、
「18時出発でお風呂へ行くよ!」
とスケジュールを伝えていたのに、17時40分頃に夕飯の
「いただきます」
の声が聞こえてくる。
キャンプが始まってから25日が過ぎ、今まで繰り返し
時間を守ることの大切さについても伝えてきたつもりでしたが、
まだまだみんなの自覚が足りていない!
この3日間のウォーク中に、時間についてどう考え方を変えていくのか。
自分が辛いときも仲間を思いやる気持ちを持って歩く事ができるのか。
残りの40.5Kmの道のりの中でみんなは何を見つけ、どう感じていくのか。
みんなの変化を一緒に歩きながら見守りたいと思います。
<ムラ/飯村祥子>