8月21日 キャンプ最終日

最終日、クロージングセレモニー

みんなと過ごした1ヶ月のキャンプも今日で終わりです。

繰り返し言って、繰り返し行い、そんな事も終わりです。
けんかも文句も、この仲間がそろってする事はもうないです。

みんな31日過ごしたね。
何が楽しかった?
何がうれしかった?
何が大変だった?
何が腹たった?
何がさみしかった?
思い返すと、ニヤニヤしたり、泣けてきたりしてきます。

家に帰った今、また振りかえってみてください。
そして、家でも何かにチャレンジしてみてください。
「今」の時間を大切にしてください。
いろいろな人と、たくさん話をしてみてください。
たくさん楽しい事をしてください。

キャンプは終わりだけど、キャンプをした思い出は残るでしょう。
また、ベースにも戻ってきてください。
27人の仲間。みんなと一緒にキャンプできてよかったです。ありがとうございます。
送り出して頂いた皆様、ありがとうございます。
そして、サポート頂いた皆様、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

みんなの経験が、これから始まるきっかけとなる事を祈っています。
また、みんなと会える事を楽しみにしています。

(りえっち/中原理恵)

迎えに来たご家族のために飯盒でご飯を炊くみんなを見て、いろいろ考えていました。

キャンプ初日のオープニングセレモニーで、僕はみんなの前で言いました。
「僕にとってもみんなにとっても、ずっと忘れられない31日間にしたい。」
沢山の失敗がありました。 決して、「毎日楽しくてしょうがない」という31日間ではなかったでしょう。
それでも僕にとっては、「大変だったけど楽しくって、忘れられない31日間」になりました。
みんなにとってはどうだったのでしょう。そんな31日になったかな。

炊き上がったご飯をみても、みんなちゃんと炊けてます(多少の焦げ付きやおかゆ気味はあったとしてもね)。
これだけみても、みんなそれぞれが成長した証だと思います。

このキャンプで得たもの、経験したことの一つ一つが活きてくるのは、今じゃなくてずっと先のことになるかもしれない。
いつかそれらが活きたとき、この31日間を思い出して、もっと深く自分に刻みこんでいってくれればと願っています。

またいつか、成長したみんなと会えることを楽しみにしています。
みんな、31日間ありがとう。

(ガッツ/石松健一)

8月20日 キャンプ30日目

残すところあと2日。最終日のクロージングセレモニーに向けて、1ヶ月を過ごしたベースサイトと自分の荷物の片づけを、しっかり進めなくてはいけません。
しかし、朝食で事件発生。昨日に引き続き・・・スタッフのご飯がない!!2日連続、まったく同じ失敗の繰り返しです。
キツーく怒られ、朝食抜きで宿題タイムとなりました。
その間に班長達は「なんでこうなってしまったのか?」「今後、どうしたらよくなるのか?」について話し合い。アドバイザーとしてカイを交えて、リュウさん(崎野)に報告にいきます。結論が出たのが15時過ぎ。昼ごはんも抜きです。
結局、次々と起こるトラブルの原因はコミュニケーション不足だということには、みんななんとなく気づいているようなのに、「じゃあどうする」に行きつかない様子。
最後までこうなのかなぁと思いつつも、全体の前で班長ミーティングの結論を発表する班長達の堂々とした姿を見ると、確かに変化したものもあるように感じます。
いよいよ明日は最終日。「終わりよければ」ではないけれど、明日が全員の成長した姿が見られる1日になりますように。

(ガッツ/石松健一)

8月19日 キャンプ29日目

疲れがたまっている中でもご飯はつくらないと、食べられない。
昨日は遅くに就寝だったが、今日の食事当番は決まっていた。だが、ご飯の合数はどのチームも昨夜のうちに食当に伝えられる事はなかった。
ご飯は食べたい。ただ待っていれば自動的にご飯は出てくる。そんな事はみんなでサバイバルキャンプでも、食のありがたさは感じ、ウォークでも疲れているなか、つくる大変さがわかったのではないのか。
みんなわかってはいるはずなのに…。
今日を入れてキャンプ終わりまであと3日。一人一人、自分は何ができていて、何ができていないのか。なにを意識して行動するのかをノートに書き、行動する事にしました。
そして、本日のスケジュールも、自分達で出来る時間で設定。洗濯もあり、また夕食の時間は遅くなってしまいますが、「早ければ時間短縮!!」という目標をサポートしていきます。

自分達でたてた目標。もう同じことは繰り返さないでね。

(りえっち/中原理恵)

8月18日 キャンプ28日目

ウォークを終え、バスでハローウッズに帰ってきました。
そして午後はナイフメンテナンス。皆疲れが残っているだろうに、真剣にナイフ研ぎに取り組んでいました。

ここまではよかったのですが・・・
ウォークで使ったテントを干して片付けなければならないのに、遊びまわってちっとも作業が進みません。備品の返却も、どこにあるやら、洗い物のやり直しやらと時間がかかります。

そしてそれが原因となり、グループは分裂。修復のための話し合いを試みるも、みんながみんなてんでばらばら、成立しません・・・。片付けも終わらず、夕食も食べられず、お腹は減ったし、眠いし、話にならないからと、テントに引きこもる子が何名か出てイライラはマックスに。
結局夕食は11時も過ぎ、チームごとに食べる、片付ける、寝るなど決めて本日は終了となりました。

昨日まで、みんなで協力してきたからこそ、茂木から大洗まで歩き切れたんじゃないの?
ゴールしたら、ベースキャンプに帰ってきたらもう終わり?

28日目にして、まだこんなにバラバラの子ども達。
もうすぐキャンプも終わりなのに。31日が終わったとき、このままで「楽しかった~!」って言えるのかぁ?

もう、みんなしっかりしろよー!!

(ガッツ/石松健一)

8月17日 キャンプ27日目

ウォーク最終日!!

足の疲れや、マメが出来て皆のストレスがたまる中、一人一人がどう協力するのか、どうサポートするのかを考え見ながら歩きました!
みんながみんな、自分のことを優先して、各チームバラバラ。しかし、中には今までのプログラムの経験を少しずつ活かすチームもいました。
スタッフに注意され、あげくのはてには、リュウさん(崎野)におこられ、その後頑張って歩く。
一生懸命に歩く後ろ姿を見てたくましく、真剣な眼差しで前を向いている時、初めてチームプレーが見れて感動しました!
ちょっとした応援・声かけなど、みんなが同じ状況の中で、自分に「勝つ」と「負ける」人の差が出たと思います。

最後は、みんな笑顔でゴール!

海では遊べませんでしたが、温泉に行き3日分のよごれを洗いました。
そして、夕飯!疲れた後のご飯は、今まで以上においしかったはず!

みんな頑張った!お疲れ!!
(カイ/斉藤快)

8月16日 キャンプ26日目

ウォーク3日目

今日も朝から大幅に時間を過ぎ、リュウさん(崎野)から怒られて始まる。

計画では5時半には起きてくるはずだが、共に歩いて、共に疲れているスタッフも、出発の準備をすべく、起きてきた。
子ども達も当然疲れているのはわかる。
しかし、「起きなければ」という意識も感じられず、「声かけ」すらしない。そして、当たり前の様に「遅れます」になる。
一番長い距離の工程で、計画した事はどこかに消えてしまい、今の気分だけで過ごしているだけだ。
その後、時間の修正をして、報告し、私がついているチーム「レックス」(レッドフェニックス)は一番早くにたどり着いた。
ケンカや言い合いも絶えず、先に進んでしまう子もいたり、いつも「帰りたい」と言う子、「めんどうくさそう」にしている子はいるものの、一人一人が頑張って到達できたのだ。
そして、寝床をつくり、夕食の準備を、少し協力し、段取り良く終わらせた。

明日はいよいよウォーク最終日。ただ、みんなで一緒に歩くだけで、個々で過ごしていては、何も楽しくない。子ども達みんなが気付き、互いに協力し、気持ち良くゴールできる姿が見れる事を、楽しみにしています。

(メイサイ/深澤陽介)

8月15日 キャンプ25日目

那珂川ウォーク2日目。本日はカヌーツーリング。那珂川の中流域を20kmほどカヌーに乗って下っていく。前日の雨の影響なのか、少し流れが早く、増水している。
みんなも流れが速いと驚くものの、怖そうではなく、すごく楽しそうだ。
そして1人ずつ次々に川に入っていき、全員1列になり下っていく。最初はみんな順調に進むものの、段々と遅くなる子も出てきて、インストラクターの方にサポートしていただきました。
前日は到着予定時間を超えてしまいましたが、今日は休憩場所や宿泊地に10分、20分前に到着し、石での水切りや、流れの速い所でウォータースライダーなどの遊びを楽しむ事ができました。
あと2日あるウォーク。こんな風に、みんなで旅を楽しんでいきたいものです。

(デカ/菊地恵次)

8月14日 キャンプ24日目

ついに今日から、ガキ大将の森キャンプ中最後の大きなイベントであるウォークの始まりです。
子ども達は、4日かけてハローウッズから茨城県大洗の浜辺までを徒歩とカヌーで制覇します。
その距離、約70km。
一日目の今日は、那珂川の上流に向けて15kmほどを歩きます。

カラッと晴れた空の下を子ども達は班ごとに歩いていきます。
重い荷物を背負っている割には、みんな明るい表情です。
むしろ、ベースキャンプにいた時よりも話が弾んでいるように見えます。
いい天気と軽い運動が、みんなの心の壁を取り払ってくれたのでしょうか?
途中道を間違えながらも、和気あいあいとした雰囲気のまま、朝食場所までたどり着くことができました。

ところが、朝食後に変化が現れ始めます。
しばらく歩いていると、子ども達の足取りがだんだん重くなってきました。
みんな一歩進むごとに無口になっていきます。
明るい話題は消え去り、代わりに口をつくのは「暑い」「重い」という言葉。
そのうちに、班で荷物の押し付け合いがはじまりました。
備品を誰がどれだけ持つのかは、ウォーク前の準備で話し合ったはずなのですが……。
こうなっては、サンサンと輝く太陽も障害にしかなりません。
言い争いをすればするほど時間がかかり、時間がかかればかかるほど体力が奪われていきます。

そんな迷走しかけた班を、何とかしようとする班員たち。
一人はみんなが嫌がる荷物をすすんで持ち、一人は最後尾の子の背中を押してあげます。

でも、肉体的な疲れからか、コミュニケーションはやっぱり上手くいきません。
荷物を持つときも声かけをせず、むすっとしたまま地面に投げだされた荷物を背負って歩いて行く、という感じです。
なんとか昼食場所に着いても、みんなの表情は固め。

このウォーク中、子ども達はお互いに意思の疎通をはかり、助け合って進むことができるのでしょうか?
つらいからこそ、見えてくるものがあります。今後、天気予報は晴れマークが続いていますが、みんなの雲行きは怪しいようです。

(ワイド/矢嶋宏大)

8月13日 キャンプ23日目

みんなでサバイバルキャンプの片付けが済み、本日は那珂川ウォークの準備です。

みんなでサバイバルキャンプ延長により準備の時間はテキパキしないと終わりません。そして、朝食準備時から始まりました。
ウォークでの食事づくりはシングルバーナーが中心。そのため朝食のごはん炊きは使い方を学んで、バーナーで行います。チームごとにご飯を炊くのですが、ノースラッシュストリングスではやる、やらないで、朝から問題に…。なんとかご飯は炊けました。
その後、みんなでサバイバルキャンプでの備品選び、パッキングの反省を基に、持っていく備品を考え、パッキングの仕方を学び、旅の工程説明と地図の確認をします。
チームごとに地図が2枚。指で道を追って注意するポイントを書き込んでいきます。みんなで確認するはずが、ボーッとしてる子、我関せず、と他人事です。
言われた時には、少し反応があって改善されるものの、なかなか進まない。伝えるのと、行われる事の繰り返し。

もうキャンプ終盤。今まで伝えた事が響いているのか…。
出発まであきらめず、みんなをサポートしていきます。

(りえっち/中原理恵)

8月12日 キャンプ22日目

初めての人ははじめましてm(__)m
久しい方はお久しぶりです。

夏のガキ大将の森キャンプに2回参加させて頂いたOBの大木卓人です。

今日の朝から加わり残りの10日間子ども達をサポート…?させていただきます。

今日の予定は、ウォークの準備...が終わったら四季彩館(温泉)!

この四季彩館に行けるよぅになるまでが大変!
もう、始まってから20日も経つのに、まとまらない話し合い、時間オーバー…などぐだぐだ。
自分の時(四年前?)には早く終わらせて、時間を作ってなにかやろうというのに対し、マイペースやら自己中心で時間がいくらあっても終らない!

無事にウォークに出発でき、大洗海岸までいけるのか!?
後輩達たのむぞ!!

(タクト/大木卓人)

8月11日 キャンプ21日目

今日はみんなでサバイバルキャンプ最終日!!午前中撤収予定!!朝6:00に起きて撤収スタート。
だけど、皆は時間を気にせず、刻一刻と時は過ぎ、リュウさん(崎野)に怒鳴られながらベースサイトに帰る18人。

ガキ大将の森キャンプ初の全員での火おこし!なかなか協力できない子ども達ばかりが火おこしのラストスパートを頑張っているのを見てとても驚きました。
初日から考えてみると、何もできなかった子ども達がたくましく、かっこよく見えます。
一人一人が声かけをして応援をし、そのとき一瞬だけ皆の目標が一つになったと思いました。

ところが、帰ってきてから、皆ぐだぐだに。スタッフに注意され、少しの反省をしまた動き、のんびり適当に物事を過ごすの繰り返しで今日一日も終わってしまいました。

今後18人の行動、考えて動いていけるのか、また、サバイバルキャンプの経験をどう活かしていけるのか、楽しみです。

(カイ/斉藤快)

8月10日 キャンプ20日目

みんなでサバイバルキャンプ4日目となりました。

ここまで1チームも火が着かずに4日が経ち、子ども達もキャストも空腹の限界に近づいてきました。
それでも夕方になっても火は着かず、今日もこのまま終わってしまうのかと思いきや………なんと火が!火が点きました!!!

しかも、どこかのチームに火が着いたわけではなく、なんとガキ森史上初めての18人全員による火おこし。
18人全員でやることになったきっかけは、みんなの「心の声」でした。


朝、起床と同時に各グループ火おこしを始めましたが、手に力が入っていなかったりテントに入ったまま出てこない者もいたりと、「協力」も「やる気」も感じられませんでした。

そんな時、リュウさん(崎野)がみんなを集めて、きりもみ式で火おこしをする意味を次のように話しました。

きりもみ式は、一番原始的な方法。
きりもみ式で火おこしができれば、マッチがなくても何がなくても火をつけることができ、それが大切な人を守る力になる。

そして、みんなに「どうして火が点かないのか」「どうすれば火が点くか」また、今思っていること「心の声」を書いてくれ、と話しました。

全員、誰とも話さず自分と向き合った結果、「早く帰りたい」とほぼ全員が書いていました。
そんな意見の中に「18人でやりたい」ともあり、18人でやることに決まりました。

18人3パートに分かれて、それぞれの役割に集中しました。
途中、集中力が切れバラバラになったときもありました。
しかし、リュウさんに「全員が真剣にやってない」「18人が心を一つにしないと何も始まらない」と言われ、改めて広い場所にみんなで円になって再開。

「がんばれ!がんばれ!」と今までと比べ物にならない大きさの声援。
グループでやっていたときは「手が痛いからやりたくない」と言っていた子が「俺限界までやるから止めないで」と言っている光景にはびっくりしました。

火種を作ったけれど火を育てるには至らず、何度も失敗。
それでも火種を作る手を止めず、失敗する度に「今のどこがダメだった?」と反省。

もう何度目かという火種ができたとき、「落ち着いて、長く息を吹きかけて!」「周りの声に急かされても自分のペースでやって!」と数多くの声を受け、やっと鳥の巣に着火、それをかまどへ。
そして火おこし成功!!!

今まで、本当にバラバラだったみんなの心が一つになった瞬間でした。

その後は大きな鍋で雑炊を作り、お腹いっぱい食べました。
みんな、この4日間ほとんど食べていなかったので、ご飯のありがたみを知ったのではないでしょうか。
他にも今回学んだ多くのことを、ウォークや今後に活かしていってほしいと思います。

最後になりましたが、みんな!お疲れ様!!!!

(キキ/林冴香)

8月9日 キャンプ19日目

みんなでサバイバル3日目

子ども達は今日で3日間、まともにご飯を食べていません。
「まともに」と言うことは多少は食べているのだが、それでもエネルギーが足りない。

例年なら何も食べられない状況の中、多少食べられると言うのは幸せなのかもしれない。
しかしそれに甘んじているのか、エネルギーを回復させたあとの子ども達ははしゃいでいる。
夜も「これを食ったら寝ろ。」と言われているのに、怒られるまでずっーと話し続けている。
「みんな本当にご飯を食べたいの?」と問いたい。

がんばるのは子ども達。私たちには見守る事しかできない。でも、火がおきることを祈り、エールを送ります。
また、子ども達の心の変化と、それに伴う体の変化を、私はもう少し見たいと今更ながら感じる。

(メイサイ/深澤陽介)

8月8日 キャンプ18日目

みんなでサバイバルキャンプ2日目。

まだ火をつけられたチームはなく、黒い粉は出るのにヘビ玉のように出てくる火種までにはならない。
言い合いも絶えず、協力という言葉を忘れてしまったのか?

夕方までそんな感じで、泣いてしまう子までいました。
けれど、夜寝る前にリュウさん(崎野)が子ども達を集めて、なぜ火が付かないのかと問いかけ、どうしたら付けられるのか、もう一度みんなで寝る前に話し合いをするよう言いました。

テントに戻った後、みんなで話し合いをして眠った様です。
明日には話し合った結果がどうなるのか楽しみです。
(デカ/菊地恵次)

8月7日 キャンプ17日目

ベースキャンプから歩くこと約二時間。
子ども達は、背負ったザックをやっと下ろすことができました。
段々畑のような地形に、張られた三本のロープ。すぐそばには沢が流れています。
ここが、今年の「みんなでサバイバルキャンプ」の舞台になる場所です。

「みんなでサバイバルキャンプ」の目標は、火をおこすこと。
しかも、ソロサバイバルキャンプの時のようなマッチの準備はありません。
いくつかくぼみの空いた板と細い木の棒を使い、摩擦の力で火種を作る、「きりもみ式」で火をおこします。

リーダーも挑戦してみましたが、想像以上の難しさです。
大人3人が大汗をかいてもなかなか火種を作ることができません。
この作業を子ども達だけでやろうというのです。
しかも、班員はほぼ小学生。今回ばかりは、班全員の協力なくして成し遂げることは不可能でしょう。

でも、子供達のチームワークは今ひとつ。
個人ではなんでもそつなくこなすことのできる子でも、みんなで力を合わせなければならない状況下では思うように力を発揮できません。
逆に、個人と個人の意見が対立してしまいます。やる気を失ってテントに引きこもってしまう子も。
殺伐としていく班の雰囲気。
なんとか空気を変えようと、周りの班員を励ます子も出てきます。
中には、ベースキャンプでは自分から声を出すなど想像できなかったような子が、必死で声かけを行う姿も見られました。

今までも班単位で何かをしなければならない状況は、多々ありましたが、今回は成功しないことには先に進むことができません。
果たして、子ども達は希望の火を灯すことができるのでしょうか?

(ワイド/矢嶋宏大)

8月6日 キャンプ16日目

昨夜の騒動から一夜明け、16日目。キャンプ後半戦が気持ち新たに始まりました。

午前中は、チームの旗づくり。明日からの「みんなでサバイバルキャンプ」にむけて、以前作ったデザイン案をもとに、布にペンキで描きます。
そして午後は錐揉み式の火おこしと、持って行く備品のリストアップ。

どちらも、しっかりやるにはチーム内のコミュニケーションが何より大事。
みんなの姿を見ていると・・・
小競り合いや他人任せはあいかわらずでまだまだ尽きないけれど、それでも前と比べると少しだけ、本当に少しだけれどもチームとしてのまとまりの芽が出てきているような。

昨夜の影響もどこかにあるのかな?

みんなでサバイバルキャンプ、そしてウォークを通してその芽が育ち、大きな花を咲かせてくれるといいな、と思います。

・・・咲くかなぁ?

(ガッツ/石松健一)

8月5日 キャンプ15日目

キャンプ中盤に突入。
ソロサバイバルキャンプから帰ってきて、静かさを保ったまま朝食前の飯ごう片付けの後、雰囲気は一転した。

朝食の片付け。そして、ソロサバイバルキャンプの片付け・掃除。前半2週間のメリハリのない行動は、あまり変わらない。ご飯をつくる、掃除をする、洗濯、宿題と、「面倒くさい」の言葉を良く聞く。
しかし、そんな面倒くさい事をみんなしなければならないのだ。

そして、そんなメリハリのなさに渇を入れるべく、リュウさん(崎野)は方向転換をして、やさしいから厳しいへ変え、とことんまで言うようにした。

チームごとに時間内にやる事をやる為には、みんなで動いていかなければならない。でも出来ていない。何事もダラダラで、いつになっても区切りがつかず、時間がとてもかかる。「がんばる」とは言うものの、繰り返し。

ついにリュウさんから「キャンプやめるか?」の問いかけがあった。
「やめたい、帰りたい」の人が4人。全員の話し合いが起こる…??かと思いきや、なんとか集まってもふざけて話にならない。
そして、帰る支度を始める者まで出てきた。

その後、リュウさんは保護者の方との信用、面談で交わした約束の事を伝え、リュウさんからキャンプはやめない事をみんなに告げ、キャンプ続行となった。

繰り返し生活をして「自分」の存在を認め、仲間と沢山話し合い「誰か」のではなく「自分」にとって何かが残るキャンプになる事を願い、共に成長していきたいと思う。

(りえっち/中原理恵)

8月4日 キャンプ14日目

「たった今から誰とも喋ってはいけない」
りゅうさん(崎野)のその一言からソロサバイバルキャンプが始まりました。
ベースキャンプであれだけ騒がしかった子ども達も静かになり、雰囲気が一変します。
今晩はたった一人で夜を明かさなければなりません。

キャンプ地にたどり着いた子ども達。
彼等はまず、ロープとブルーシートで雨露をしのぐテントを作ります。そして、ソロキャンプ地に落ちている小枝や松葉などで火をおこし、持ってきた飯ごうで自分の夕飯を作ります。

やることは決まっていますが、子ども達の行動は様々です。
到着して早々に行動を開始する子もいれば、しばらく放心状態になってしまう子もいます。

さて、真っ先に動き出した子の内の一人に、去年もガキ大将の森キャンプに参加した子がいました。
彼は前回、ソロサバイバルでご飯を炊けず終いだったそうです。
今回のキャンプ初期に行なった飯ごう炊きでも、最後まで火をおこすことができませんでした。

彼は火をおこすことが出来ないことを本当に悔しく思っていて、その後火おこしの訓練がある度に、努力を続けました。
燃料の集め方も、マッチの入れ方も、少しずつ上達しました。そして、一人でもご飯が炊けるようになったのです。

そして、ソロサバイバルの夜。
彼は一生懸命手を動かし続けました。
その手際は、上手な子に比べれば効率のいいものではなかったでしょう。
事実、彼が食事を完成させたのはだいぶ後のほうでした。
しかし、炊き上がったお米をよそう彼の表情は、誰にも負けないぐらいに自信と誇りにあふれていました。

(ワイド/矢嶋宏大)

8月3日 キャンプ13日目

決戦前日

明日はソロサバイバル!
朝から久々の飯盒炊飯をすることになりました。しかも、個人で。
朝食に間に合うようにと、できない場合はサポートしてもらったり、人をサポートする事は有りのルールです。

朝早くから芝を集める子もいれば、お寝坊さんの子もいて、全員でご飯を食べれるのか心配になりました。

そして案の定…ご飯を食べられない7名が悔しい表情をしていました。

この状況を見かねたリュウさん(崎野)が、班ごとに火おこしマニュアルの作成を命じた。

せっかくの洗濯の合間の自由時間も、このマニュアル作成に時間をとられみんなイライラ。

そのうち集中力も途切れ、マニュアル作成もそっちのけでおしゃべりを始めちゃいました。

こんな悪循環を繰り返し、とうとう夜に...
その晩もまた飯盒炊飯。他の班は半ドラム缶でご飯を炊くなかで私の班のメンバーは、「ご飯を炊くのに自信がない」と言う子がいたので、個人でご飯を炊きアドバイスを出し合うという方法になりました。

それでも時間内にご飯を炊けない子が、班で2~3人いました。

明日に控えた「ソロサバイバル」その次の「みんなでサバイバル」「ウォーク」と、まだまだ大変なプログラムがたくさんあるのに、本気を感じられない…。みんな「ホントにご飯を食べたいの?」と私は感じました。

ちなみにマニュアルはまだ未完成です。

(メイサイ/深澤陽介)

8月2日 キャンプ12日目

こんにちは。
キャンプネーム「デカ」こと、けいじです。

今日は、カヌートレーニングをしました。
カヌー経験者が多く、スイスイとこいでいきます。
しかし、初めての子もすぐにできるようになり、子どもの吸収力はすごいなと感じています。

また、泳げない子は大丈夫かと心配しましたが水は怖くなかったようで、ちゃんとカヌーを乗りこなしていました。
遊び時間には鬼ごっこをしたり、みんなで自由にカヌーに乗ったり人のカヌーをひっくり返したり、ひっくり返されたりしていて、喧嘩にならないか心配でしたが、そんなこともなく楽しく遊び、良いトレーニングになったようです。

カヌーを通して沢山遊び、普段と違うチームの子とも楽しんだことで、仲間との絆が深くなったのではないでしょうか。

(デカ/菊地恵次)

8月1日 キャンプ11日目

今日は、ホンダコレクションホールのツアーです。

建物に入ると、本田宗一郎さんの“夢”という文字が出迎えてくれました。
中にはたくさんのバイクや車の展示がしてあります。見ているとみんなは「スゴイ」と大さわぎ、中には触ってしまい注意される子も…ホンダコレクションホールの方がホンダの歴史を丁寧に説明してくださり、楽しそうでした。
OBの僕から見て、例年以上にコレクションホールの方に質問したり、自分の知っている知識を発言していてみんなスゴイと思いました。
「これ何?」「これ~でしょう?」当たり前かもしれないけど、言えない人もいる中でここにいる皆は、「発言」できる。
僕はとても驚きました。

そして最後に、特別にF1に乗せてもらいました。
そうしたら、皆満面の笑み!!とびっきりの笑顔で皆、嬉しそうに乗りました。
最後に、スタッフも乗せていただきました!

みんながとびっきりの笑顔でいたら、もっともっと毎日の生活が楽しくなるのではないかと思っています。

(カイ/斉藤快)

7月31日 キャンプ10日目

こんにちは、キキです。
今日と明日の2日間は、2グループに分かれてバイク教室とホンダコレクションホールの見学です。

ホンダコレクションホール組は午前中に見学し、午後は夕食の餃子作り!なんと今回は皮から作ります!!

まずは食材を細かく切り刻む作業。
いつもは多少大きくなっても気にしないで続けていたけれど、今日はひたすら細かく!細かく!!細く!!!
キャベツのみじん切りが私より上手な子がいてちょっと悔しかったのは内緒です。

同時に皮作りを始めていたので、タネができてすぐに生地を伸ばす作業ができました。
餃子の皮は、真ん中を厚く外側を薄く伸ばすとのことなんですが、これがまた難しい!!

真ん中に穴のあいた皮を見せてきて、「キキ、これでいい?」と聞いてくる子もいましたが、すぐに周りから「アウト!」の声が。

苦労しながら伸ばしたら皮に、いよいよタネを包んでいきます。
みんな早くやりたくてうずうずしていたようで、いろんな所から手を出して、一生懸命餃子の形にしていきます。

皮に対してタネが多くて、小籠包みたいなものや、細長い棒餃子、魚の形にして「たい焼き!」と言っている子もいました。

いろんな形が増えていく一方で、「あーー!!!」という声が聞こえるたびに一つ、また一つと減っていく餃子たち…(*´-`)
決してわざとじゃないのだけれど、落としてしまい、食材を無駄にしてしまった…。ごめんなさい。

結果的に、一人三個分くらいの量になりました。
みんなに「餃子じゃないよこれ!」(*´-`)と言われたのもいい思い出となりました。

今度はバイク組だった子ども達も一緒に餃子みたいにそれぞれの個性が出る料理を作りたいです。

(キキ/林冴香)


こんにちは
まずは前回忘れた自己紹介。
深澤陽介こと「メイサイ」です。
数日前まで「自衛隊」のキャンプネームだったのですが、とある事情により変わりました。
自己紹介はこのくらいにして…

今日はバイク教室でした。みんなが楽しみにしていたプログラムの1つです。
みんなが乗るバイクは、見た目が小さいながらも、一つ間違えれば凶器になりうるもの。
スクール開始前の話をみんな真剣に聞いていました。

そして、いよいよスクール開始。経験者と未経験者にわかれて行いました。
親役と、子役でペアになりスクールが進むのですが、(たくさんの方がボランティアでサポートに来ていただきました。ありがとうございます!)
乗ったことがある子もいますが、緊張で視点が一点に集まりすぎでフラフラ、フラフラしていて、チョッと危なっかしい様子です。

しかし、そんな運転は午前でおしまい。
午後からは指導者の方達とも打ち解け、気持ちに余裕がある状態で運転することができたと思います。

ツーリングにも出掛けバイクレースの見学もでき、本当にバイク尽くめの1日でした。

(メイサイ/深澤陽介)

7月30日 キャンプ9日目

生活の中で大切なのは、文字通り『生活』をする事。

生活とは食、寝、遊など、わかってはいるけれども、
普段の生活の中でなにかしらが、おろそかになってしまっていることだと思います。

そんな、大人でもおろそかになってしまう事を、毎日繰り返し、キャンプでは行います。
当たり前だけれども、大変なことです。

そして、コミュニケーションをとることも、同じです。

キャンプが始まり一週間が過ぎました。みんな地が出てきて、
時にはいざこざもおきます。

でも、みんなで話し合って自分たちの意識する事を決めていっています。

今日は、チーム名が決まっていますが、改めてなんでこのチーム名なのか、
そして、象徴する旗のデザインはどんな意味合いをもつのか考え決め直しました。

チームごとに考え、個人がすること、みんなでする事、めんどくさいことも
沢山あるけれど、そんな事が後に自分の中に何かしら残る事があればと思い、
一緒に過ごしていきたいと思います。

(りえっち/中原理恵)

7月29日 キャンプ8日目

今日は、もてぎスキルアップアドベンチャーというプログラムの日です。
あいにくの雨模様のため、室内でさまざまなゲームを行いました。

みんなとっても楽しそう。楽しそうなんですけど・・・
ちょっとしたことで次々に起こる小競り合い。そして、ゲームに慣れていくにつれてだんだん自分勝手になっていく子どもたち・・・

あるゲームに失敗したとき、みんなの口から次々と出てくる、
「そこ、しっかりやれよ!」
「僕はちゃんとやってるのに!!」
「お前、なにやってるんだよ!!!」
「失敗したのはあいつが悪い!!!!」

このプログラムの進行をしているスタッフのカクちゃんが、見かねたようにみんなに話します。
「このゲームは、全員が一生懸命やっていてもなかなかうまくいかないゲームなんだよ。今、みんなは失敗を人のせいにばかりしていたよね。自分ががんばっているのにうまくいかないのは、きっと誰かが悪いからだ・・・なんて考え方をしていたら、なおさらうまくいかないよ。きっと、今のキャンプ生活でも、そんな考えかたをしちゃってるんじゃないの?たぶん、ここにいる全員がキャンプを楽しく過ごしたいと思っているはず。それなのにそんな事ばかり言っていたら、いつまでもみんなで協力し合える楽しいキャンプになんてならないよ。」
たしかにここ数日、食事の片付けなどで起こるグループ内の揉め事でも、同じような主張が飛び交っていました。
みんなは、このゲームとカクちゃんの言葉に対して、どんなことを感じたんだろうか。

チームが仲良く楽しく、協力し合えるように、それぞれが成長するきっかけみたいなものを感じてくれていたらいいな。1日でも早く、そんないいチームになって楽しいキャンプを送ってほしいな、と強く感じたもてぎスキルアップアドベンチャーでした。

(ガッツ/石松健一)

7月28日 キャンプ7日目

朝から、誰が物を持っている、持っていないなどの言い合いがおこり、今日はチーム会議があるのにこれで大丈夫なのかと心配になりました。

一週間ちかく経って慣れてきたのか、会話も砕けてきていろいろと言えるようになってきているように思えます。
言えるようになっていることは良いことですが、言葉遣いが大事なのだと、「人のふり見て我がふり直せ。」自分でも考えさせられる事がたくさんありました。


 チーム会議では、チームの悪いところ、改善点を言い合い、簡単なようで難しい「協力」が必要なのだと気づきました。そのおかげか、夕食後の片づけの時には、誰がどれを持つかをみんなで話し合って決めることができました。
朝は言い合いになっていたのに、「協力」することがこんなに早くできたことにビックリしました。

「協力」できれば、この先も大丈夫。明日は今日よりも良くなれるようにがんばってほしいです。


(デカ/菊地恵次)

7月27日 キャンプ6日目

今日は待ちに待った休息&洗濯の日。ってそれは僕だけかな?
でも、子ども達の様子を見ていると、待ちに待った!というのが伝わってくる。

洗濯を終えてからの自由時間では、野球や追いかけっこなど体を動かしている子もいれば、絵を描いたり読書している子もいた。
中には些細なもめ事を起こしている子もいたけれど、これも一週間分の疲れの影響なのだろう。そのもめ事の様子をしばらく見ていたけれども、ケガもなく無事解決。一件落着。子どもが十数人もいるのだから、羽の伸ばし方が一人一人違うのは当然だと思う。

夕方からは、週に一度の温泉に行ってきました。シャワーしか浴びれずにいたこの一週間で、体に溜まっていた汚れも、心に溜まった蟠りもこれですっきり落とせたんじゃないかなぁ。「風呂は命の洗濯よ」って誰かが言っていたけれど、正にその通り。

次回のお風呂では、個人で好きな夕食も食べられるみたいで、子ども達と一緒に、楽しみに待っていたいと思います。

(メイサイ/深澤陽介)

7月26日 キャンプ5日目

ガキ大将の森キャンプでは、ベースキャンプで食事をした後、水道が無い事もあり、チームごとに使った食器を108段の階段の上にある洗い場まで、みんなで持っていかなくてはなりません。
そんな、洗い場に行く時にハプニングが…

朝食の片付け物を運ぶ途中、班員の一人が、持っていた物をぶちまけてしまいました。

彼が、運んでいる物を落とすのはこれで3回目。今回は班員みんなに責められ、泣き出してしまいました。
スタッフがなぐさめていると、班の子の一人が彼をはげましに来てくれました。そのおかげで元気を取り戻し、班の環に戻ることができたのでした。

そして昼食後、またハプニングがおこりました。今度はさっきはげましてくれた子が洗い場の隅で泣いているのです。
火おこしの時におった火傷に洗剤が染みるので、休み休み作業をしていたのですが、班のみんなにはさぼっていると思われてしまったようなので、一人落ち込んでいます。そこに声をかけたのはさっきなぐさめてもらっていた子でした。「君は、さっきの僕と同じ気持ちだよね。」それは嘘偽りのない、心の底から相手を気遣う言葉でした。

一つ涙を流すごとに子ども達は確実に成長しているようです。

(ワイド/矢嶋宏大)

7月25日 キャンプ4日目

毎日、のびのびしすぎなんでしょうか、予定の時間から遅れてばかり。

このままで大丈夫なの?大丈夫かなー?と思っていたら…
今日、とんでもない事件が!!

ソロサバイバルに向けて、1人1個の飯ごう炊飯。やるべきことの説明はしっかり受けたはずなのですが…
あっちこっちでフラフラ遊び、全員のご飯が炊けたのはなんと午後3時!!

たっぷりと空腹感を味わい、「少しは意識が変わるかな?」と思っていたのに、夕飯準備もやっぱりのんびりです。

そしてついにりゅうさん(崎野)のカミナリが落ち、夕飯はバナナと牛乳だけにして早く寝ることになりました。

うーん、先が思いやられる!

明日以降、さすがに反省して、テキパキ動き始めるのか、それともまだまだのんびりペースが続くのか…
彼らの動きが楽しみです。

(ガッツ/石松 健一)

7月24日 キャンプ3日目

こんにちは。ガキ大将の森キャンプスタッフの、キキこと林冴香です。

今日は森探険に行ったあと、魚をさばきました。

ナイフを使ってアジの三枚おろし。
りゅうさん(崎野)に教わりながら一人一匹ずつさばきます。

探り探りでナイフを握り、目を逸らしながら恐る恐る。
危なっかしい手つきで、見ているとハラハラしっぱなしです。

ですが、それぞれかかった時間は違っても
最後はちゃんとみんなが三枚におろすことができました。

最初は怖がっていた子も、「楽しい!」と言ってもう一匹。
スタッフの分も、子どもたちが全部さばいてくれました。

何か技術を覚えるためには反復練習あるのみ!


さばいたアジは夕食でソテーにしておいしく食べて、
ごちそうさまをしたら片付けのはずが・・・
予定した19時のごちそうさまの時間が大幅に遅れました。

にもかかわらず、何事もなかったように「ごちそうさま」を始めようとした
子どもたち。

みんなが動き出す前に、りえっちからストップが。

次の行動は何か、それをするためにはどんなことを
すればいいのかを考えてから動こう、っと、みんなに話しました。

グループごとに考え、「協力してやる」「自分勝手に動かない」などの
意見やタイムスケジュールを細かく決めたところもありました。

今はまだ言われてから考えているみんなが、これをきっかけにして
あとどれくらいで誰かに言われる前に気づき、行動できるように
なるかがとても楽しみです。

みんな頑張れ!

(キキ/林冴香)

7月23日 キャンプ2日目

はじめまして!こんにちは。

僕の名前はカイです。

今回、僕はガキ大将の森キャンプのOBとして、お手伝いに来ています。
過去4回このキャンプに参加し、昨年も参加していました。

そして、今年はみんなのサポートをしています。

子どもたちは、みんな小柄で自由!!
僕から見ても例年よりまとまりがなく、個人で好き勝手をしていてばらばら。

結果、自分たちで時間を伸ばして、寝るのが遅くなっています。

今はこのようにしているみんなが、これからどのように成長し、
自分たちで行動できるようになるかが気が気ではありませんが、とても楽しみです。

また、初めての参加者が多いので、今までにないガキ大将の森キャンプに
なるのではないかと思っています。

(カイ/斉藤 快)

7月22日 キャンプ1日目

待ちに待った、この日。

オープニングセレモニーに集まったのは15人の仲間たち。

明日以降に遅れて参加する3人と合わせて、18名がこのキャンプに挑みます。

この15人を見ていて思ったのは…月並みですが「子供ってすごいなぁ!」ということ。

最初はみんな、なんとなく緊張した様子。それが、協力してテントを
建てたりしているうちに、この場所に馴染んできたようです。

ひたすら走り回る子たち、僕たちキャストにちょっかい出し続ける子たち…

あっという間に自分それぞれの楽しめる場所を見つけた様子。

この適応能力、見習いたい!



でもまだまだ初日。

これからますます慣れていって、どんどん「自分」を出してくるのだろう。

そうなったら小競り合いや、時には大きな衝突なんかも起きるかもしれない。

それでも、「一番自然な自分」の姿を早く見せて欲しいなぁ、と思ってしまいます。

楽しみです。

(キャスト:ガッツ)

7月21日 キャンプ前日

いよいよ明日から夏のガキ大将の森キャンプ、10回目がはじまる。

スタッフも揃い、みんなで準備をしながら、どんなキャンプになるのか
過去のキャンプを振り返り話す。

今年はじめて参加する専属スタッフは、どんな様子かわからない為、
不安と楽しみな気持ちが入り混じって複雑な気持ちだ。

そして、参加するみなさんにも電話で聞いたところ、
楽しみでワクワクしている子、不安な子いろいろな気持ちでいる。

でも、キャンプがはじまったら、みんな仲間。
年上が「えらい」わけでも、スタッフが「えらい」わけでもない。
楽しい事もつらい事もあるけれども、キャンプが終わる時にはみんないい顔をしている。
それは、第1回目でも、10回目になっても変わらない事だろう。

今回のスタッフの中には過去参加者だった子も来てくれた。
また、参加者の中には、お兄ちゃんが参加した時まだ5才で、
その時崎野とした約束で来てくれる。

夏のガキ大将の森キャンプがはじまり、10年目を迎え、
沢山の仲間と一緒に過ごせる事が、とても楽しく、うれしく思います。

みんな、明日からよろしく。一緒にドキドキワクワクして沢山話そうね♪

(キャスト:中原理恵 りえっち)


昨日・一昨日と雨が続いて、「準備終わらないよ!」そんな状況でしたが、
今日は雨も降らずに準備もほぼ完了。

明日のオープニングセレモニーは太陽の下でみんなを迎えられそうです。

キャンプに参加するみんなは、今ごろは準備も終わって
明日に備えているんでしょうか。

きっと、楽しみな気持ちや不安な気持ち、
いろんな気持ちの中にいるのだろうと思います。

僕も、ガキ大将の森キャンプは今回が初めて。
みんなに負けないくらい、ワクワクしながら明日を待っています。

明日からの31日間が、何年たってもずっーと忘れられないくらい大切な31日間になるように。

そんなキャンプを、みんなと一緒に作っていきたいなと思っています。

やるぞー!!!

(キャスト:石松健一 ガッツ)

(c) Mobilityland Corporation All Rights Reserved.