8月5日 キャンプ15日目

キャンプ中盤に突入。
ソロサバイバルキャンプから帰ってきて、静かさを保ったまま朝食前の飯ごう片付けの後、雰囲気は一転した。

朝食の片付け。そして、ソロサバイバルキャンプの片付け・掃除。前半2週間のメリハリのない行動は、あまり変わらない。ご飯をつくる、掃除をする、洗濯、宿題と、「面倒くさい」の言葉を良く聞く。
しかし、そんな面倒くさい事をみんなしなければならないのだ。

そして、そんなメリハリのなさに渇を入れるべく、リュウさん(崎野)は方向転換をして、やさしいから厳しいへ変え、とことんまで言うようにした。

チームごとに時間内にやる事をやる為には、みんなで動いていかなければならない。でも出来ていない。何事もダラダラで、いつになっても区切りがつかず、時間がとてもかかる。「がんばる」とは言うものの、繰り返し。

ついにリュウさんから「キャンプやめるか?」の問いかけがあった。
「やめたい、帰りたい」の人が4人。全員の話し合いが起こる…??かと思いきや、なんとか集まってもふざけて話にならない。
そして、帰る支度を始める者まで出てきた。

その後、リュウさんは保護者の方との信用、面談で交わした約束の事を伝え、リュウさんからキャンプはやめない事をみんなに告げ、キャンプ続行となった。

繰り返し生活をして「自分」の存在を認め、仲間と沢山話し合い「誰か」のではなく「自分」にとって何かが残るキャンプになる事を願い、共に成長していきたいと思う。

(りえっち/中原理恵)

(c) Mobilityland Corporation All Rights Reserved.