1月8日 ガキ大将の森同窓会キャンプ 2日目

やっと空が明るくなってきた朝、みんなで係留気球の準備を始めます。

気球を懐かしそうに見る子たちや前とちがう!と驚いている子たち、
色々いますがみんなの手をかりて、あれよあれよという間に
気球が立ち上がっていきます。

気球搭乗も作った朝食も食べ終わると次はクラーネとリュウさんと行く
HWの里山ウォークです。

みんなで一緒にクラーネスタート地点のカブトムシの丘に行き、
リュウさんから話をききます。

そして太い木が切りたおされるのを見て・・・。
言葉のひとつひとつにリュウさんの子どもたちへの想いが詰まっていて、
みんなとても真剣な顔で耳を傾けていました。

リュウさんの話が終わると二手に別れて別々のルートへ、僕はクラーネの案内です。

みんなクラーネは体験者とおもいきや一人がやってないよとてをあげました。
そうすると周りのわかっている子たちが色々なところでアドバイスをしてあげ、
最後まで誰一人と途中で止まることなく無事に終わることができました。

午後になり夕食の準備、魚と大きな丸鶏を捌いていきます。

まずは魚捌き。個人で夏のキャンプの時に渡されたナイフを使い、
夏には鯵ですが、レベルアップして身がやわらかくて捌きにくい鰯!

これは悪戦苦闘するかな?と思っていたら、みんなするすると捌いて刻んでいきます。
「もう捌くのないのー?」なんて余裕な声もあがってきました。

次に大きな丸鶏も捌いていきます。

これは年度ごとに経験が違うため「わからないよー」「どこから切ったらいいの?」と
不安な様子。

3グループに分かれてそれぞれ僕たちがアドバイスをしながら丁寧に
捌いていきました。以前捌くが怖く泣いてする事ができなかった子にも変化が。

「ちゃんと捌いて、おいしくいただくからね。」

横で聞いていて食べる事の大切さ、その事が心に響いている事に
改めて感動しました。

捌いた鰯はつみれに、鶏肉はネギと一緒に焼き鳥にして、骨はお鍋のだしに、
余すことなく使っていきます。

ここで参加者ほぼ全員の総意で温泉に行くことに、みんな懐かしの温泉、四季彩館へ!

丁寧に刻んでくれた鰯は僕が美味しいつみれに変身させておきます。
行ってらっしゃ~い!

その後の夜の時間は新しく2日目から参加した子どももいるため、
またスライド観賞です。

子どもたちもリュウさんも話すことが尽きなく、ずっ~といい笑顔で話しています。

成人間近の参加者と小学校4年生と年齢層がとっても広い中みんな同じ経験をし、
同じ時代を生きる仲間そんな人の輪が僕は素直にうらやましいなと感じました。

・・・でもそろそろ寝ないと明日がつらいよ?

おやすみなさい。

(なかむー/中村孝司)

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