キャンプネームの魔法
オープニングのときに1人ひとりもらったナイフを使っての箸づくり。
ほとんどの子がはじめてナイフを手にする。
つかいかたをしっかりと聞いて慎重にけずりだす。
作業する場所も思い思い。
すこしでも涼しい場所をもとめてテントサイトや食堂をいったりきたり。
「こっちは涼しいよ~」
と誰かが言うとすぐに移動する子、
汗を流しながらもくもくとけずる子、
「ここは俺の秘密の場所」
と風通しのいい日陰の場所をみつけた子はその後のかくれんぼでも威力を発揮?
したのでした。
まだ、なかなかチームのメンバーの名前を覚えられず
「あの人!」
と呼んだり、
「…さん」
となぜかキャンプネームにさんづけしたり、
グループリーダーには「先生」と呼んでいたりします。
それが朝から昼、夕方、夜とやっていくうちにまずはリーダー、班長からキャンプネームで呼び合うようになってきました。
そうすると、どんどん話もするようになる。
キャンプネームで呼び合うと、さんづけよりもっと近くなれる気がする、キャンプの魔法です。
(キャスト:いまじ)