キャンプ前日

明日、いよいよ春のガキ大将の森キャンプ初回を迎える。
今回参加者は11人。100キロウォークに挑む。

私自身も夏の65キロが今まで三日間で歩いた最長だ。
一人ではなく、みんなで歩く事がなかなか大変でもあり、だからこそ歩き、きれるとも思う。
からだも心も自分の限界を決め付けずに共に成長していきたいと思う。

(キャスト:中原理恵、キャンプネーム:りえっち)


春のような暖かさがきたかと思えば、積もるほどの雪が降って、「いつになったら春になるんだ!」と空に悪態をつきながらの準備。
「年末年始のような寒さにはならないよねー」
とりえっちと話しながら温度計を見ると日中なのに3度。

明日からのキャンプにあたって、ぼくの立場とは、というのを考えた。
ぼくが中学二年生のとき、北海道のとあるネイチャーセンターに体験学習として行ったことがある。
そこにいた人達は、親でも兄弟でも親戚の人でもなく、学校の先生でもない。
自分とそれまでのつながりのない人達、「大人」だった。
初めてそういう人達と関わったのが、その時なのだ。
甘やかされることもなく(実際はかなり優しくしてくれただろうけど)、時に怒られ、褒められ、技と社会のルールを教えてくれた人達がいた。
そういう人達に中学二年生のときに出会ったことが、その後の自分の世界が広がる第一歩になったと思う。

だからこそ今回のキャンプでは、そういう存在になりたいと思っている。

(キャスト:飯島正之、キャンプネーム:いまじ)

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