サバイバルキャンプからの帰還

昨晩、なんとか火おこしが成功し、どのチームも空腹からは解放されました。

朝食はラーメン。
もちろん完食し、いざ帰れるとなったら撤収の早いこと!
そう!みんな"やればできる"のです。

2日目に火のついた2班は、スタッフが協力しての火おこしでしたが、子どもたちはどう感じているでしょうか?
少し不安が残るというのが本当のところ。

空腹は満たされても、心の空腹は満たされているのかしら?

9時45分サバイバルキャンプ地を後にし、ベースキャンプへ出発。
これまでの曇り空が嘘のような晴天に、嫌気がさしてきながらの山越えとなりました。

私は先回りしてお昼の用意。
メニューは二色ごはん、お味噌汁、梅きゅう、ゼリー。
みんな、心の栄養も満たしてくれるといいなと思いながら料理しました。

そして帰還。

餓えているときは、「なんかちょうだい~」だった言葉が、返ってきた瞬間「今日のお昼ごはん、なぁに?」です。

"がっつくな"というのは無理な話。
毎度の事ながら恐ろしいくらいの食欲に圧倒されつつ、当たり前に食べられているごはんのありがたさを感じてくれるきっかけにいつかなったら…と思いました。

"いつかどこかで感じてくれたら"の種まきは、あと1週間で終わりを迎えます。

(キャスト:ヨウコ)

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