ひとの振り見て、わが振り…
ハローウッズでは、ガキ大将の森キャンプの最中、他のキャンプもやっていて、タイミングによっては、炊事場で両方の準備や片づけがかぶってしまうこともある。
今日は、夕食のあとに、炊事場で、『ツインリンクもてぎサマーキャンプ~低学年編~』の子達が一気にやってきた。
こちらは終わりかけだったので、なるべく多くの場所をあとから来た彼らに使ってもらおうと、素早く移動させる。
低学年とはいえ、一学年違うくらいの子が多い。
まざってしまうと、誰が誰だか分からなくなる。
誰がいるかな、と見渡していたら、ある子が、サマーキャンプの子に、スポンジを渡し、洗剤をつけてあげていた!
「しっかりもむんだよ」…
キャンプの初めのころ、「洗剤もったいないから、少しだけつけてよくもむ!」と教えたことを、そのまま教えている。
そういえば、炊事場も全員が洗い終わったら、スポンジを片付けたり、洗剤をまとめるようになった。
水切りは自分の役目!
と言わんばかりに、(まだ洗っている人がいるのに)やってくれる子もいる。
全員がやっているわけではないが、バイク教室、温泉、川遊びと、『自分たちの場所でない』ところにいくようになって、『他人』や、「自分たち以外の人もいる」ことにだんだん気づいてくれているのかもしれない。
『ここ汚したの俺じゃないもん』と言っていたの彼らが、「こっちもうちらでやっておくね」と、炊事場をきれいに片付けている。
時間はかかるが、成長してるな、と感じた。
(キャスト:いまじ)